【税理士・弁護士】士業関係の方が参考にしたいTikTokアカウント5選
士業がTikTokでマーケティングするなら?
士業がTikTokでマーケティングするなら、専門知識をわかりやすく伝えることと、エンターテイメント要素を取り入れることが必要です。
おカタいイメージがある税理士や弁護士などの士業がTikTokで成功するためには、自分が発信したい内容ばかり発信し続けても上手くいきません。
わかりやすくエンタメ要素のある投稿を意識することはもちろん、さらに動画にオリジナリティを付け加えてみたり、トレンドをキャッチアップして取り入れてみたりすると、ユーザーからの評価が高まり、アカウント運用を成功させる近道となります。
※「そもそもアカウントの開設方法が分からない」という方は、先にSI株式会社の現役SNSマーケターが作成した「TikTok始め方マニュアル」をご覧ください。
士業が真似したい5つのTikTokアカウント
それでは、士業の方に参考にしていただきたい5つのTikTokアカウントを厳選してご紹介していきます。
「税理士桑田悠子の相談話🙋♀️税理士TikToker💎」
東京税理士会麻布支部に所属する桑田悠子さんは、相続を専門とされている方で、同アカウントで投稿される動画の「簡潔さ」と「わかりやすさ」がユーザーから高い評価を受けています。
また、桑田さんはTwitterアカウントのフォロワーが4,000人を突破するなど、TikTokに限らずSNSでのマーケティングを積極的に行っています。
テンポの良い話し方や、ニーズの高い内容を取り入れて動画にしている点が、ユーザーに「この人に相談したい」と感じさせ、ブランドイメージを向上させています。
「岡野タケシ弁護士【アトム法律事務所】」
ショート動画でバズを連発する岡野タケシ弁護士は、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
士業系インフルエンサーの中でフォロワー1位を誇る岡野タケシ弁護士は、高卒フリーターから法律事務所の代表になるという、非常に面白い経歴をもった方です。
わかりやすく、エンタメ性のあるコンテンツが反響を呼び、2021年には「TikTok CREATOR AWARD」にてティーチャー部門最優秀賞を受賞されるなどの成果を残されています。
同アカウントでは、思わず「そんなことある?」と声に出してしまうような珍しい裁判事例がいくつも紹介されており、バラエティー番組の再現VTRのような編集が、視聴者から絶大な人気を得ています。
また、コメント欄で寄せられたネタ系の質問に積極的に回答しているのもポイント。アカウントにエンタメ要素が増し、ユーザーに親近感を抱きやすくさせています。
「弁護士ビーノ」
「弁護士法人mamori」の代表を務める弁護士ビーノさんは、「日常生活のあらゆる疑問を解決する」をテーマに、法律に関するコンテンツを発信しています。
ビーノさんはもともとYouTubeで動画投稿をされており、登録者5万人(2023年3月現在)を突破するなど人気を獲得しています。
後に投稿をスタートしたTikTokでも、最高再生回数が100万回を突破するコンテンツを生み出し、数々のキーワード検索で1位を獲得しています。
同アカウントで投稿されている、日常の些細な疑問を解決する動画は、面白いかつタメになり、ユーザーは楽しく法律を学ぶことができます。
なかなか再生数が伸びなくても、動画投稿を継続している点も見逃せません。ビーノさんは、どんなに投稿が伸びなくても、1週間に1回は必ず動画を上げるようにしていたそう。
TikTokは長期的にアカウントを育てていく必要がありますが、投稿し始めてから結果につながるまで時間を要すため、どうしても途中で投稿をやめてしまうのが一般的。
しかし、ビーノさんのようにコツコツと継続して投稿していくと、やがてアカウントへ信頼性が生まれ、最終的に成果が出るようになっていきます。
また、定期的に更新することで、どんな動画がアルゴリズムに評価されるのか、どんな動画が多くの人に見てもらえるかなどの分析できるようになるため、効率よくPDCAを回すことができる点も、継続が重要である大きな理由です。
「自営業専門!税理士河南」
河南さんは、自営業を専門とする税理士事務所の代表を務める方です。主に、税金に関する知識や確定申告のノウハウを動画で取り上げています。
どの動画も安定して再生されていますが、特に車の減価償却に関する動画は、100万回再生を突破するほど非常に多くの方に視聴されました。
河南さんがTikTokで成功した要因は、シンプルでわかりやすい動画構成です。短い秒数のコンテンツでも、誰もが理解できるように噛み砕いて解説されており、ユーザーは知りたい情報を容易に理解することができます。
「専門性が高く、内容の濃い動画の方がいいのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、実は逆効果です。
TikTokでは、あまりにも専門性が高い動画や、難しい専門用語が使われる動画がユーザーに高く評価されません。
非常にシンプルなことですが、「いかに簡潔で誰でもわかるように解説されているか」がTikTok運用を成功させるうえで最も重要なポイントです。
「税理士りーな」
税理士りーなさんは、税理士を務めながら松竹芸能に所属する「税理士芸人」。
ダンスを踊りながら投資の税やお金に関する知識を発信する、ユーモアあふれる動画が特徴的で、ユーザーの間で人気となっています。
同アカウントのポイントは、なんといってもキャラクター設計です。
競合アカウントが多数存在する中で、キャラクター設定によってそれらとの差別化を図ることで、ファンを獲得することに成功しています。
「税理士芸人」なんて一度聞いたら忘れないような「パワーワード」ですよね。「税理士」と「芸人」の相容れないキーワードの掛け合わせがキャラクター性を強め、ユーザーに覚えてもらいやすくなっています。
「情報が有益だから」という理由だけでなく、ファンとしてのフォロワーを獲得できたら、TikTok運用は真に成功したといえるでしょう。
記事のまとめ
士業のTikTok運用にお困りのみなさん、参考になりそうな情報は見つけられましたか?
TikTokは、今や「世界で最も拡散能力のあるSNS」といっても過言ではありません。今後ますます、ビジネス用途でTikTokへ参入する企業が増えていくことでしょう。
TikTokの運用方法をマスターすれば、自社の商品・サービスの認知拡大に絶大な効果を発揮してくれます。トレンドの波に乗り遅れないよう、いち早く着手することが重要です。
もしTikTokの運用でお困りのことがあれば、記事にコメントして教えてください。SI株式会社の現役SNSマーケターがコンテンツを製作し、運用をサポートできるよう情報を発信させていただきます。
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SI株式会社は、ヒカルやラファエルなど有名YouTuberを輩出したインフルエンサープロダクション・VAZのファウンダーであり、アジアを代表する30歳以下のリーダー「Forbes Asia Under30」Media, Marketing & Advertising 部門に選出された森泰輝が代表を務めるマーケティング・エージェンシーです。
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