AWS Certified Developper - Accociate一発合格記
休職中SIerマンです。
年度終わりと言えど私の場合は期末の処理などに追われたりといったことはあまりなく、大型連休(GW)に向けての調整を粛々と進めていくと言った部分が毎年恒例でしたが、現在は休職中のためいつもとは異なる生活で心中穏やかにいられました。
さて、掲題の件についてですが3/26(土)に受験し無事合格しましたので、
合格に至るまでの記録を記載していこうと思います。
少し変わった構成ですが、最初に感想から述べようと思います。
勉強~受験を終えてのトータルでの感想
今回はアソシエイトレベルのデベロッパー資格を受験し合格しましたが、
最初にアソシエイトレベルのソリューションアーキテクト資格の内容を勉強・受験しておくべきだと感じました。
(よくAWS資格を網羅している方の記事等を参照しても、推奨の流れとしてはソリューションアーキテクトアソシエイト→プロフェッショナル→デベロッパーアソシエイト→プロフェッショナル というルートが最適の様な感じでした。)
というのも、私の場合前提条件として業務でのAWS経験がほとんど無い(PoC開発でインフラ構築を少々)という点が不利に働いていました。
加えてこれまでの業務でも、オンプレミスのクライアントサーバシステムにしか携わってきておらず、Webシステムに関する見識がほぼ無かったため基本となる構成や常識的な部分から詰め込んでいく必要性も大きかったためです。
この記事を見てくださっている方の中で、私と似たような前提条件に合致する様な方がいらっしゃる場合は、ソリューションアーキテクトアソシエイト資格の取得からまず目指すことをお勧めします。
無事に合格はしましたが、まずキストだけでの合格は無理だったと思います。
後述の勉強時間についての中で触れている勉強内容を参考にしていただければと思います。
これまで基本情報/応用情報処理技術者の資格も取得して来ましたが、
クラウドコンピューティングの勉強は今まで一番捗った内容でした。
これまでの常識が嘘のようにひっくり返るあまりに便利で魅力的な世界でした。
資格取得・勉強した内容を活かして、復職した際にはもうオンプレミスのレガシーシステムとはさよならバイバイしたいと思う所存です。
いつまでこんなレガシーなシステムを売り込んでいたり保守していたりしているんだ・・・とモヤモヤしている方こそ是非体感して、勉強して頂きたいと感じました。
勉強時間/内容について
子育ての兼ね合いもあり、基本的には午前中の9時~12時頃、お風呂や寝かしつけを一通り終えた後の午後9時~12時頃の中で、1日およそ3~4時間程度勉強していました。
(基本的には毎日ですが、時折0時間の日もありました。)
期間としては2/25~3/25の1か月間です。
2/25~3/13まではのんびりと以下のテキスト内容を自分なりにノートにまとめていきました。
まずはここで開発関連の基礎知識を固めていきました。
テキスト着手前時点で私が認識していたAWSのサービスとしては、
VPC,IAM,EC2,Cognito,Cloud9程度で、社内教育セミナーとPoC時の付け焼刃程度の知識でした。
CI/CD関連サービス、セキュリティ、開発ツール、監視といった観点のデベロップメントに必要な知識がふんだんに盛り込まれているテキストです。
(私が購入したのは2021年5月ぐらいでしたが、この時期はまだデベロッパーアソシエイト単独で取り扱った参考書はこれぐらいしかなかった気がします。)
次に、3/14~18の間でUdemyの模擬試験問題5回分に取り組みました。
私の場合、会社経由でUdemyを使用できるので本来有料のこのコースを受講することが出来ました。
結果として1週目はズタボロでした。(軒並み得点率は35~50%程度)
上記のテキストにも一部サービスごとのユースケースは記載されていますが、それだけでは足りなかったというのが大きな理由です。
サービスがある ということだけ知っていてもどういう風に使えるのか、どういう組み合わせをすればよいのかを全然分かっていなかったのです。
そこで、3/19~23の間で冒頭にも記載していた通りソリューションアーキテクトアソシエイトの講座や各サービスの動画をちらほらと見て行って少しずつ他サービスとの関連性やユースケースを理解していきました。
この際に、ソリューションアーキテクトの模擬問題などを解いてテキストでは触れられていないサービスについての知識もさらに深めていきました。
(デベロッパーのテキストでは触れられていない内容ばかり。
逆にデベロッパー試験の内容にはソリューションアーキテクト試験の内容が前提として組み込まれている様な感じです。)
最後に3/24~25の間でもう一度Udemyの模擬試験問題にチャレンジしました。
結果としては70~80%の合格ラインをすべて取ることが出来ましたが、
選択肢を見ただけで答えがわかってしまう様な問題もいくつかあるという
選択回答式テストあるあるの様な事象もちらほらとありました。
受験方法について
ピアソンVUE or PSIにて提供されるテストセンター方式 or 自宅受験方式がありますが、私の場合本試験はさすがに集中できる環境で挑みたかったのでピアソンVUEのテストセンター方式で受験しました。
受験申込~受験までの詳細については様々なわかりやすいまとめ記事等出してくださっている方がたくさんいらっしゃいますので割愛します。
受験
テストセンターについてからは、同意書に記載し入室して、各々用意されたデスク上のパソコンを操作して受験する形となります。
パーティションとヘッドフォンが用意されており、集中しやすい環境になっています。
簡易ホワイトボードの様な物とマジックペンが渡されるので、
アーキテクチャの簡易図を手元で書いて考えるといったことも出来る様な環境でした。
Udemyの模擬試験問題等を回答したことがある方はイメージがつくと思いますが、長文問題が画面上部に表示されていて下部に選択肢があるという一般的な形式の問題を65問解いていきます。
正直、もう受かるだろうというぐらいまで勉強していったつもりで挑みましたが試験を終えるまではかなり冷や汗をかく内容も多かったので「試験を終了する」ボタンをクリックするまでに何度も見返して悩み、神頼みしました。
「試験を終了する」のボタンをクリック後にすぐに試験結果が表示されるのですが、「合格」の文字が見えたので幸いでした。
(「不合格」だった場合に少し暗い表情で試験室を出ていく方もいると思うので、テストセンターの受付の方は何となく表情で結果を予想していたりするのかなと思ったりもしました。)
結果は5営業日以内にAWS認定のサイト上でも確認出来る&メールでバッジ発行のお知らせが来ます。
私の場合12時間後ぐらいにはもう結果がサイト上でも表示されていましたしメールも届いていました。
サイト上から得点率も確認出来ます。
1000点満点で合格ライン720点ですが、私の場合は809点で合格ラインギリギリという感じでも無かった様なのでほっとしています。
受験後に発見して思いましたが、試験を受けるなら↑の資料に目を通しておくべきだと感じます。
今後について
すっかり魅了されてどっぷり勉強しましたが、
受験後に本屋で数冊チラ見してみたソリューションアーキテクトの試験本の内容を見る限り、頭に入っている知識でだいたいいけそうだったので、
もう少し整理して近々改めてソリューションアーキテクト資格を受験しようと思います。
せっかくなので2022年度中にプロフェッショナル2種も取得しておこうかなぁなんて思ったり。
4月半ばに控えているITストラテジスト資格試験の対策を全然していませんが、こちらは焦らずに今回は記念受験、2023年4月の試験で取得を目指すような1年計画で進めていこうと思います。。。
以上、ここまでご覧いただきありがとうございました。
この点はどうしていました?といった質問などあれば是非コメントお待ちしております。