お隣の未来
2022年ギャラリーミヤシタの個展が終わりました。
皆様ありがとうございました。
水晶で描く世界を始めたのはずーっと星をテーマに制作してきた延長線です。
今年は、ギャラリーミヤシタ最後もあって、二階には過去の作品も展示しました。
展示してみると、繋がりがよくわかり、
何か自分の過去と未来(現在)が同時にあるようで、不思議な感覚になりました。
そして、思い出したことがありました。
それは、時間について。
時間は過去、現在、未来に向かって流れるようなイメージがあります。矢印のように未来に向かって永遠に流れる時間。
それが、そうではなく、過去・未来・現在が一緒に存在する、という説。
例えば、過去は決して、消え去った訳でなく、1コマ1コマまるで映画のフイルムのよう存在している。そう言われると、思い出は確かにデータのように思えるし、思い出したら思い出せるのはどこかにあるって事なのかな?(脳の記憶の部分と海馬とか言われてますが、我に帰るとその小さな部分にどう存在するの?それよりは、記憶にアクセスする部分と考えた方が私にはしっくり来ます。(あくまで個人的の意見です。)
では未来は?
タイムマシンで行けるとしたら、やはりどこかにあるということ?
このギャラリーミヤシタの最後の個展をしてわかったことは、
「昔の私は今のような作品を作るなんて思っていなかった。」はずなのに、
こうやって同じ空間に展示してみると、とても繋がっていた事が分かります。
という事は、今の作品も、未来と繋がっていて、もしかして!?未来そのものでもあるのだなーと。。。
ただそこまで種明かしをしてくれる訳ではなく、やはり、あの絵を描いていた時の私は、今の作品を知らなかった訳で、お隣にいる未来さんはやってみなければ見ることができない、会うことが出来ない、という事です。
時代は刻々と変化し、今は本当に大変な時代に突入かも知れませんが、一般人である私達は日々の暮らしを大切に考え、そこにアートの必要性を感じています。
だから、また新たな始まりです。
さてお隣の未来はどんは未来なんだろう。
ギャラリーミヤシタで、本当に私にとって沢山の方々に作品を観て頂きました。そして大切な出会いが色々な方々とありました。
皆様本当にありがとうございました。
これからもまたどうぞよろしくお願い致します。
ギャラリーミヤシタの最後の展覧会、井上まさじさんの搬入↓でした。
今日から井上まさじさんの個展が始まります。