コルシア書店の仲間たち 「銀の夜」から・会いたい人達へ (本の旅 星③前編)
只今お借りしている本の一冊、 「須賀敦子全集 第1巻」の中の
「銀の夜」から。
須賀敦子さんは10年くらい前に何回かテレビの特集で見て、読んでみたいなーと思い、その時は挫折した。
10年後の私は、、、、意外と読める。歳をとるって素敵😅😅😅。
「コルシア書店の仲間たち」はその通り、須賀敦子さんがイタリア時代に働いたコルシカ書店の仲間たちの話し。
時代は、第二次世界大戦直後からのお話で、
イタリアはコムニスタの運動が盛んだった。
コルシア書店はキリスト教左派を基盤に、従来の修道院ではない新しい生活共同体を作るいう理想の共同体を目指す活動の拠点だった。
私がスペインいた頃は、その時代から随分と後で、
「コムニスタ」は共産主義という意味で、ネガティブに使われることが多かった。
なるほど。色々あって時代の流れ。。。
そして、スペインの頃からまた暫く経って、
今は、一周回って、コロナ禍で世の中が変わり、
生活共同体って
最近聞くかも。。。。時代の流れ。
「まわるまわるよー時代はまわる〜」聴こえてきました。
すごいわ!実際に経験しちゃって私!歳とるの素敵かも!?!?😅
さて
「銀の夜」のコルシア書店の仲間は、ダヴィデさん。詩人で司祭。
戦時中末期ナチスが占領したミラノで地下組織活動をおこし、戦後、コルシア書店を親友カミッロと立ち上げた人。
戦争を身を挺して戦った人達から少し遅れて生まれた1950年代が青年の時代の人達にとって、コルシア書店は、ファシズムから希望へと変化する「小さな灯台、小さな奇跡だった」と書かれています。
時代背景でこんなに長くなっちゃいましたので
すみません🙇明日また、、続きです。