ニードルフェルト スノーマン
2023年11月制作。
羊毛作品の記事※を書いているうちに余った毛の存在を思い出し、何か作りたくなった。
季節ものなら飾る期間が短いしホコリをあまり気にせず飾れるかな、今作るならクリスマスものが良い。ああでも赤は持ってない、緑も少ししかない。白か青メインで…。
そうだ、ゆきだるまなら白で作れる。
※これまでのお話はこちら
ゆきだるまなら作れる、とか言ってるけど、作り方なんて知らない。
丸とか三角とか基本の形で作れそうだな、と適当な絵を描いたら早速アクレーヌを取り分けた。
2個作って並べたいので、白玉を4個。4等分した白の毛をとりあえず丸めて下段の玉にはさらに毛をかぶせて大きくしていく予定、だったのに、ただ丸めただけの時点で既に大きさがバラバラ。
大きさの違うゆきだるまになりそう。
重ねてみた。下段の玉は転がらないように底を平らにした。
まだ餅にしか見えない。
青毛で三角コーンを作って、頭と合体し、つなぎ目にさらに青をかぶせて形を整える。
ゆきだるまに見えてきた。
マフラーをどうするか。
薄く細長い長方形を作ればいいかな、と簡単に考えていた。薄くすると透け透けになるし、厚くすると巻きづらいのでは。いやそれ以前に均一な太さ・厚みの長ーい長方形なんてたぶん無理。初心者なので。
シート状のフェルトを細長く切って使う事を思いついて、刺繍のときに使ったフェルトを探すも合う色がない。
かわりに半端に残ってたレース糸を発掘した。青の糸もある。
かぎ針でちまちま編んでみたらマフラーらしいのができた。これでいく。
さらに、編み方を少し変えて白糸でも編んでみた。写真ではねじれてるけど問題なし。両端をつないで輪にしておく。これは帽子のふちに縫い付ける予定。
メモ。青はこま編み3目×必要な長さ。白はこま編み2目で立ち上がりの鎖編みを3目にする×必要な長さ。
マフラーを巻いて留めてみた。ちょっと長かったな。
白レースのほうはかぶせてみただけ、まだ固定してない。
でも雰囲気出てきた。
さらに、小さい白玉を2個丸めた。帽子の先端のかざり。
パールと雪の結晶ビーズも発掘しておいた。
パーツを付けていく。
黒いビーズは目、カラフルなビーズは鼻。
顔のパーツは特に慎重に…。
白の手縫い糸1本どりで、白レース固定→鼻→目→雪の結晶(飾り)、の順に縫い付けた。
写真の黒目ビーズは、鼻とのバランスをみて小さいビーズにかえた。
最後に黒アクレーヌで口を刺し付け、帽子のポンポンを付けた。完成!
大きさや形をそろえるなら、型紙がいる。と後で気付いた。けど本来ゆきだるまって雪玉転がして作るものだし、揃ってなくても歪んでてもそれはそれで良いと思う。
単純な形だけで成形できて飾りで自由にアレンジができるし。
久々のレース編みも楽しかった。
ゆきだるまというチョイスは正解だったなー。
そういえばちょうどいいホコリよけ※があったのを思い出した。
ゆきだるま2匹がぴったりおさまって、スノードーム風になった。
これでホコリを気にせず冬の間しばらく飾っておけそう。
※100均のガラスドームをリメイクした話はこちら