ニードルフェルト トランク
2023年12月制作。
黄色でもうひとつ行きたい。
ひこうきとくま※を作った。次のひとつでテーマが決まる。
なににしよう。
乗り物と、紳士か。
テーマは………「旅行」とか??
じゃあ、旅行カバンにしよう。
カバン本体は直方体、ベルトを巻いて、持ち手とか飾りをつける。よし、できそう。
※これまでのお話
カバン本体。こんな直線と平面しかない形状を羊毛で作ったの初めてかも。
直方体。カドが命。
持ち手はシート状のフェルトを使って。
ライトグレーにダークグレーを巻きつけて、ボンドでくっつけた。
クリップで挟んで乾かしておく。
名称がわからない、角を保護するやつ。
あったほうがカバンらしく見えるはず。8か所すべてつけてみた。
せっかく角を作ったのに丸っこくなってしまった。
調べたら、スーツケースの場合はコーナーパッドとかコーナーガードと呼ぶらしい。実はあってもなくても強度に違いはないのだとか…。
レザー製のトランクの場合は補強になりそうではあるけど。同じ名称なのかは不明。
なんだか歪なので、毛を追加してさらに整える。
ベルトを巻く。黒サテンリボンを手縫い糸で縫い付けた。
リボンではなく毛を刺し付けて作れなくもないけど、細く、まっすぐ、平行に、同じ太さで、2本付けるのが難しそうだったので…。
持ち手のボンドが乾いた。
ついでに飾りのスパンコールも縫いつける。
写真撮るの忘れたけど、底鋲もつけたい。
完成。
今回はお手本になるものがなかったので、頭の中のイメージだけで作った。
飾りのスパンコールがちょっと食い込み気味。
土台がふわふわの羊毛なのに、布に刺繍するときと同じ感覚で糸を引っ張りすぎてしまった。
後ろに写ってるのはミニチュア楽器のケース。
実は楽器も作ってみたい、と一瞬検討した。細かい部分をどうデフォルメするかがイメージできなくて諦めた。
旅行鞄、と呼べるバッグはほかにもある。
ボストンバッグとかリュックとか…。直線と角が少ないほうが作りやすかったかもしれない。
それでもあえて直方体のトランクにしたのは、上にくまを座らせたかったから!
計算通りの安定感。かわいい。
黄色シリーズはこれでひとまず完結。
アクレーヌはまだ残っているので、また何か思いついたら作るかも。