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11月記#2023



大好きな秋。

友人から「秋らしい事がしたい」と連絡が来たので,この秋を余す事なく楽しむべく我々は広島の奥地(三原)へと向かった。

目的は紅葉を眺めながら頭を空っぽにする事。

渓流や風に揺れる木などの自然音しかしない中,ピクニックマットに転がり目的通り赤や黄に色づいた木々をただ眺める。最高。しかし舞い散る紅葉の中で頭は冴え渡っていき結局色々と話が弾んでしまう。
「多様性って言ってりゃ良いと思いやがって」と友人は世間に対する不満をこぼし始め,話は尖った方向へ。多くの人が他人の失敗や不幸を喜ぶのはなぜだろうという話に。

①友人の答え‥
自分では経験し得ない他人の失敗や不幸から自分なりの見解を見出して,今後自らの行動に反映させて不幸を回避できる可能性が高まるから。

②私の答え‥
不幸を喜ぶタイプの人間は,この世界における幸せの絶対量があらかじめ決まっていると考えていて,誰かの幸せが奪われた途端その幸せが自分へ向かってくると思うから。

☝︎①も②も他人の不幸が回り回って自分の幸せに直結するという考え(それ以外の見解求む)

③議論の末の決意表明‥
他人(の失敗や不幸)に酷く興味を持つ事なく,感情を揺さぶられず,自分の心持ちを豊かにする方向にベクトルを向けられる人になりたい。

秋は人を物思いにさせると言いますが私にとっては秋に限らず。
11月の月記。

2023年11月30日木曜日

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