Steam Deck購入3ヶ月して感じた長所と短所
お久しぶりです。すっかりブログを放棄してました。
どうにかして続けられるように頑張っていきたいので宜しくお願いします。
今回は勢いで購入してしまったはいいものの思いの外、稼働してないSteamDeckの感想記事になります。
結論から言うとSteamDeckは万人受けするゲーム機ではありません。
まず価格が高いです。これは「スペックの割には~」といった話ではなく携帯ゲーム機として考えた話になります。
まず、比較的安価な液晶版(LCD)が6万です。そしてこの旧版に関しては現状公式で入荷されることはあまりありません。
次に現行機である有機EL版(OLED)ですが、512GBが84,800円、1TBが約10万です(ちなみに1TBを買いました)
ゲーミングPCとしてみたら安いですが携帯ゲーム機としてみたらとんでもなく高価です。一般学生なんかはとても手が届かないでしょう。
次に案外動かないゲームがあります。これはSteamOSがLinuxベースであることが考えられます。特にアンチチートを導入したゲームは起動しないことが多いです。(自分はヘブンバーンズレッドをプレイしたかったのですが、SteamOSでは起動しませんでした。
また、起動するゲームでも解像度の関係で文字が読み辛かったり、音声データが正しく読み込まれなかったりすることも多々ありました。
ただし、microSDカード経由でWindowsをデュアルブートしたらこれらのゲームは起動します(OLED版にWindowsのオーディオドライバが来たのはつい最近でしたが…)
問題はこのWindowsのデュアルブートもどうも不安定で、Windowsを起動した状態でスリープにするといつの間にか起動してたりすることが多かったです(設定ちゃんとすればいいのかな?)基本的にSteamOSで動かすことが前提のデバイスになっている印象でした。
しかし、これらの問題を踏まえてもSteamDeckには魅力があり、それは今まで購入したSteamゲーの資産がそのまま使えることです。Steamは無料でセーブデータをクラウドに保管してくれるのでデータの同期がとるのもかなり楽です。マルチ展開のタイトルで迷わずSteamを選べるのも魅力です。
またグラフィック性能も思ったいたより高く、「モンスターハンターワールド」といったゲームも60fpsで安定するのは驚きました。(もちろんグラフィック性能をあげると稼働時間も短くなるのですが…OS側でグラフィックに制限をかけることも可能なんでフレームレートに制限をかけることで稼働時間を延ばすことも可能です)
また、前述した価格面の問題ですがSwitchの次世代機も恐らくは5万近くかそれ以上になるんじゃないかと想定しているので、(でなければ大したスペックアップがないハードが出てくることになってしまうので)今後はゲーム機に10万近い金額を払うことになるのもあり得るんじゃないかなと想定しています(発表時は叩かれていましたがPS5Proの価格設定は適正だと感じましたし)
寝床でゲームしたい方、出張が多い方にはおすすめできるデバイスです。
初めてのゲーミングPCを求めてる方には…ちょっと微妙かもしれませんね。