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逆光 前編

108のモノ想いを質量に閉じ込める。

教育は不幸な人がすべきかもしれない

夏を睨みつける。 子供にも大人にもなれない僕らが 後悔とタバコに火をつける。 あの物語は青春だったと気づいた頃には タバコは燃え尽きる。 灰は落ち、煙は明日に消えていく。 軽くもない荷物を背負って、ただ目を輝かせていた少年たちは 汗と頭痛と感傷で目覚めた この夏を睨みつける。

なぜ散りゆく桜を見て泣き、ドアノブを捻ることができないのか。

吾輩は人である。希望はもうない。

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