夏の高校野球 2024 勝手に総括
2024/08/23 ついに決勝が行われ、史上初の延長タイブレークの末に京都国際が2-1で関東第一を下し初優勝した。まずはおめでとう。
ただ今回も色々あった甲子園。勝手に振り返ることにしたい。
校歌
京都国際の校歌はハングルだった。ビックリしたので調べたところ、在日韓国人が作った高校だとのこと。まあそういう学校は他にもあるっちゃあるので驚きはしないけど、やはり違和感がなかったといえば嘘だ。どうしてもハングルが出てくると意味がわからん。ましてや「日本語訳は学校提供」と書かれると何かあるんですか?って思ってしまう。まあ実際にある韓国人によると日本海というのが嫌だからトンヘ(東海)と言っているらしいんだが。ここは日本なのであくまでもそういう思想まで持ち込まれるのはスポーツとは相容れないなと個人的には感じた次第であった。ただ、これは選手には全く罪のないことだし、学校に非があるというわけでもないので変にXで騒ぐのはどうかしてると思う。そういう学校もあるんだなあってそれぐらいで留めておくぐらいでいいと思う。
2部制
今回大会開始から3日間は史上初の2部制が設けられた。暑さ対策としては悪くなかったように感じる。また中継も地上波で混乱は特にABCテレビでもNHKでも発生しなかった。しかしNHKは途中オリンピックや地震などがあったためどうしてもというところはあるがそれは仕方ない。そういうところを除けば、トータル的に良かったと考える。来年も実施して欲しい。
ただ、2部制の空いた時間でBS朝日4Kでは誰もいない甲子園を3時間以上流していた日もあった。延長幅などを考えたため何も番組を入れてなかったのかもしれないが、それにしてもただただ風景画をずっと流しているってどういうことなのだろうか?そこら辺は来年上手くやって欲しい。
バーチャル高校野球
今回もバーチャル高校野球や今年から導入されたオーディオ高校野球もあって映像が見られない方でも簡単にradikoで甲子園を楽しめるようになったのは非常に良かったと思う。
しかし、去年あったABEMAでの放送はなかった。また実現して欲しかったTVer同時配信は残念ながら今回もなかった。NHKとの共存もはかりつつ、これからさらに媒体を拡充して欲しいものだ。
低反発バットと試合時間
今大会は、HR 7本/ 総得点 308点だった。
一方、去年の大会はHR 23本 /総得点 455点となんと今大会は去年に比べてHR数が約3分の1、総得点も147点少ない結果になった。
そのためか、試合時間もかなり短いというか試合展開が早くサクサク進む印象を受けた。決勝の試合時間も延長があったにも関わらず、2時間10分で終了した。
やはりバットが変わるとここまで変わるのかというぐらい変わるのかと思った。相当今回の高校球児はバットに確実に芯に当てるのに苦労したのが伺える。ただこのバットのおかげなのかハラハラした試合展開も多く、1点差の好ゲームも非常に大きかった。今後7イニング制も議論対象となる中で、サクサク試合が進めば1日4試合でも2部制を余裕で取れる可能性があるのでぜひ7イニング制も恐れずに議論して欲しい。(なお、国際W杯U-18や女子硬式野球は7イニング制である)
それでも不満はある
やはりそう言いつつもやはり不満はある。
・ABCテレビの番組の変更お知らせがあまりにも認知されていない。
今年もクレヨンしんちゃんやドラえもん、プリキュアなどが影響を受けた。それなのに公式はあまり告知をしていないように見える。あとはHPで!!なんて言われても所詮誰も見てない。なんか私が関西地区向けに引用ポストで伝えてやっとわかるみたいな。それじゃあダメですよ。ABCテレビのアカウントはもっとしっかりと告知して欲しいものです。準決勝に関しては、番組放送終了予定時刻より1時間も早く終わったもんだから徹子の部屋が通常通り流れた。そういうのもちゃんと告知した方がいい。あまりにも視聴者に任せすぎ。告知は本当に大事です。遅れを解消しないとABCテレビにとっての本当の夏は終わりません。
・テーマソングがなあ....
当然歌っている人のファンもいるからあまり大声ではいえないけど、今回の熱闘甲子園テーマソングはなんか最初聴いた時からチープな印象を受けた。MBSでも最近は緑黄色社会とかマカロニえんぴつとかマイヘアという完全に映画クレヨンしんちゃんの主題歌を担当するような実力者で構成されているというのに、今回の曲はキャッチーではある(韻を踏んでいるから)が、歌詞の内容が響いてこない。ヒゲダンの宿命があまりにも名曲だからっていうのはあるのだろうけど、しかしそれにしてもアレです。高橋優の虹とかは実際にいろんな高校野球の試合を現地で観て歌詞を書いたというのだから、やはり言葉の重みというか、歌詞にとても力強さを感じるしメロディーにもあっている。しかしなあ...今回はどうしても上部だけをなぞった感が否めなかった。近年の熱闘甲子園テーマソングは本当に重要なポイントを占めているだけにABCテレビの皆さんにはもう少し頑張ってもらいたかったところです。
ただ熱闘甲子園も含め、たくさんの編集や取材、そして映像の見せ方は本当に群を抜いて見事でした。来年も期待します。
最後に
甲子園も熱中症警戒アラートがなる中でなんとかやれて、雨天順延もなくやれたのは本当に良かったと思います。しかし引き続き暑さ対策については色々と検討しなければならないと思います。そして球場についても、一部試合において京セラドームを借りる案など主催の朝日新聞社も含めた抜本的な議論は必要だと考えています。何より球児のためですし、勝ち負けだけが目的ではないとはいえ、やはり勝負の世界ではどうしても勝ち負けが一番最初に優先されるところです。誤審などの問題も今後考えなければならないと思いますし、審判のあり方もより詳細に考えるべきではないかと思います。
中継に関しても、今年地上波はNHK、関西だとABCテレビも...しかしABCテレビの映像をネットしたテレ朝系は山形だけでした。もう決勝をネットしなくなってから10年経ちますけど、本当にテレ朝はそれでいいんでしょうか?どうせ朝からつまらないワイドショーをやるぐらいなら、この大会期間中ぐらいは高校野球でも中継したらどうなんでしょうかねえ....って思わなくもありません。
本当に甲子園100年の今年も好ゲームがたくさんありました。ぜひこれからも甲子園は聖地であり続けて欲しいです。
また来年!
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