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フジテレビの中居問題はどこがどう許せないのか。感情抜きで考える。

今年は放送100年。まさにラジオからの放送という事業が始まってから100年経つ節目の年にまたとんでもないことで年明けから荒れることになってしまった。

フジテレビの問題。今回問題になっているのは「中居正広がフジテレビ社員に性加害をして、フジがそれをもみ消したんではないか」という話である。
元々は週刊誌(文春と女性セブン)の報道がキッカケだが、これがまたネット上であたかも真実のように一人歩きした。本当に真実かどうかは結局ネットでは二の次になり、現在ではフジテレビが憎いというだけでフジテレビ叩きが行われているという状態。まさに情治国家みたいになっているのでこれでは良くない。そこで感情抜きでこの問題を考えたい。

現時点での事実

今中居側とフジ側でそれぞれ何が事実としてあるのかを出してみると
・中居が「トラブルがあったのは事実」と言った。
・中居として「仕事を続けられるようになった」と相手とも示談が成立している。
・フジテレビは被害者も含め誰だかは公表していないし、本当にそういう飲み会があったかも分かっていない。

これだけだった。
結局、トラブルがあったのは事実だけど、それ以上何かあったかどうかは憶測の域を出ないということである。

フジテレビは何がマズかったか

そもそもここまで大事になってしまったのは、週刊誌の報道に関して当初はスルーしていたフジテレビに多少の問題があると考える。こういう性加害は昨今厳しい対応が求められるだけではない。旧ジャニーズ問題が記憶に新しいが「人権重視」を各テレビ局は言っていたではないか?それなのに、このような報道が出た時に人権重視にしろ何にしろ対応がよろしくなかった。外資系の株主に言われてやっと動いているようにしか見えなかった。そうしか映らなかった。それでは不誠実である。自局の社員を守れないのは恥ずかしいことである。人権重視など結局うわべだけなのか....
会見とかやる前に事実でないことはキッパリと否定する。憶測や誹謗中傷には徹底的に法的措置を取る。それしかないと思う。ネットは法的な対応に関してみくびっているところがあるから、その点を徹底的に対抗していけば少しは違っていただろう。

自分たちはどうすべきなのか?

最後にネット上である自分たちにできることとは何かを考えてみたい。
やはり感情的になりすぎているのは良くない。
そもそも普段はマスコミのことをゴミ扱いしている割には週刊誌(文春)などの記事は鵜呑みにするのはダブルスタンダードである。
結局自分がお気に入りなのかそうでないのかだけで判断していると碌なことにならない。気に入らないから潰してしまおうなんていうのは韓国のやり口である。(自分たちが気に入らない国家のやり口をフジテレビには適用させていいよと考えているのであるならさどかし頭大丈夫なのかと思ってしまう)
X上で変なことばかり流してもそれは役に立たないどころか、最後自分のことを絞めかねないので注意したい。今回各局がこぞってフジテレビのことを中継で伝えてもイマイチしっくり来ないのは、去年日テレが24時間テレビにしろ、ドラマの原作問題にしろ、説明をあまりしてこなかったのにここに来て日テレがこぞってフジテレビに説明を求めているからである。お前が言うな状態だからだと思う。なんでも発言すれば良いというものでは世の中ない。発言には当然責任が問われる。自由には責任が必ずセットで付いてくる
それだけは忘れなきよう。

自分も気をつけていきたい。

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