翻訳された学術書・技術書を早く読む方法
以下の記事ではビジネス書を早く読む方法をまとめました。
一方で、学術書・技術書には適応できません。なぜならそれらの本は、前提を緻密に構築し主旨を伝える構造になっているからです。
とはいえ要旨だけを摘み、短時間で読みたいものです。そこで今回は翻訳書を早く読む方法をまとめます。
TL;DR
見出しを読む
段落の先頭行と最終行を読む
パラグラフライティングを知る
パラグラフライティングという書き方があります。これは段落の先頭行にその段落の要約を書く方法です。
また、先頭行には要約を、最終行には結論を書くようにします。西洋文化では基本的に採用されている書き方のため学術書・技術書では大抵この書き方がなされています。
翻訳書は洋書の構造を引き継ぐ
O'Reillyなどの技術書を読むと気づくのですが、翻訳書はこのパラグラフライティングの構造を可能な限り引き継いだまま書かれています。これは翻訳書でも同様に先頭行と末尾に要旨や結論が書かれていることが多いことを意味します。
つまり見出しと段落の先頭・末尾を読み取ることで要旨を取れることを意味します。
もちろんそれが適用できない段落もありますが、これを知っておくことで要所を掴みやすくなります。
まとめ
翻訳書を早く読む方法をまとめました。編集によってはビジネス書ライクに書かれていることもあります。以下の方法も合わせて知っていると文章の構造が読み取れ、読むべきポイントが構造的に理解できるようになります。結果として本を読む速度自体が上がります。
是非お試しください。