武士から商人へ継がれる信仰 新宿花園神社「酉の市」
仕事帰りに、新宿花園神社の酉の市へ。豪華絢爛な熊手を毎年かかさず買いにくる常連客で賑わっていた。
神社に書かれている縁起をみると、ヤマトタケルを崇敬する東国武士の信仰が起こり(11月の酉の日はヤマトタケルの命日だとか)というが、武士の時代が過ぎ、都市の商人たちに引き継がれ、今では商売繁盛の縁起物として転化、重宝されるに至る。酉は「取り」。なるほどそんなことあるのね。
ともあれ、「お酉さま」や酉の市は関東圏特有の民間信仰なのだとか。
因みにこの熊手、毎年少しずつ大きいものにしていくのが慣わし。先ずは、一番小さいのから始めてみようかな。