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コンビニって儲かるの?


一昨年あたりから24時間営業をめぐって、本部と加盟店の関係やコンビニ会計の仕組みについてワイドショーなどでも、取り上げられることが増えた。まぁ、盛り上がりは一過性のものだと思うのだが…。それでもコンビニ経営の内情に触れてもらえたのは、ありがたいことだ。


儲かるのか?

つまり、オーナーにはどれくらいの利益があるのか?そこは売上や契約内容によって変わるので、一概に言えないところもあるが、売上高の割には利益が少ないと言えると思う。個人経営で年商1億となれば、それなりの額だと思うけど…


現実は、


コンビニ(タバコ、酒あり)で年商1億ない場合、ほとんどの店はやっていけない。やって行けるのは、自分の土地で家族で経営している所くらいだろう。1年くらいで閉店になるかもしれない。それくらい利益率は低い。
ある夫婦の方は、それぞれがよそでバイトした方が休みも取れるし、手取りも多い、と言っていた。大げさではなくこのような店舗はそこそこ存在している。


なぜ、やめないのか?


そんなにいやなら、辞めたらいいのに…、もちろんみんなが嫌々コンビニをしている訳では無いと思う。地域に密着して生きがいとしている方も多い。一方で辞めれない人もいる。大半のコンビニは10〜15年契約であり、途中解約の場合は、特別の事情がなければ、違約金が発生する。本部や銀行に借り入れをしたいる状態で、払えるわけもないし、コンビニを始めたのが40代とかであれば、50、60歳から新たな仕事に就くのは多くの人にとって難しい。そうなると、つづけるしかなくなってしまう。

まぁ、そんなに悪い話ばかりでもないけど...  儲かる、儲からない、で言えば、儲からない商売ではある。


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