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日常が非日常に変わる国 チリ

はいどうもしゅーです。今回はチリのサンティアゴに旅行してきたのでNoteを書いていこうと思います。


チリに着く前にまさかのトラブル?

ボリビアの素晴らしいを堪能し、次の目的地チリに向かうフライトでのちょっとした出来事から始まります。
あ、ボリビア旅行日記はこちらにあるのでみてみてくださーい

チリに向かうフライトは早朝の5時だったので空港には2時に着かなければなりません。さすがに寝坊するわけにはいかなかったのでボリビアのラパスのホテルで昼過ぎに仮眠をし、そのまま起きておこうというつもりでいました。今までの旅の疲れもあったせいか、仮眠もろくにできずほぼ徹夜の状態でチリ行きのフライトに乗りました。チリのフライトにはボリビアからペルーを経由してチリに向かうというスケジュールになっていました。目がガンギマリになりながらもボリビアの空港に到着、無事飛行機に乗ることができましたが、その飛行機でまさかの

気を失いました。

早朝フライトだったので離陸する前から目を瞑り寝ようとしていました。飛行機の揺れで目が覚めたのですが、その瞬間に今までに感じたことのない気持ち悪さと眩暈がおきました。飛行機の中は灯りが付いていたと思うのですが、視界が真っ暗になりパニックになりました。笑
もちろん周りには知り合いがいるわけもなく、ふらふらの状態で飛行機の後ろに行き、CAさんに助けを求めようとしたところで記憶があまりないです。トイレの目の前にいるのにトイレの場所を聞いていたそうです。今までこんなことは起きたことがなかったので本当に焦りました。旅にトラブルはつきものですね。
ペルーに到着し乗り継ぎ便を待っている間に体調は回復し、無事チリのサンティアゴに到着しました。

ここは南米ですか??

正直チリにはあまり期待してなかったのですが、今回の南米旅行を通してチリが割と好きになりました。理由は後ほど。。。

チリの空港にあるモニュメント

入国審査を通り無事にチリに入国。空港から中心地までバスとUberで向かったのですが、車の中からうっすら気づいたのが、

え、めっちゃ都会やん

たっかい高層ビルや道路のデカさ、初めて上京したかのような感想ですが本当にチリのサンティアゴは都会でした。まるでヨーロッパにいるかのような気分になります。

圧倒的ヨーロッパの街並み
中央広場にある大聖堂

チリには我々日本人が馴染みのあるUberEatsがあるんです。日本ではUberといえばデリバリーですが、海外でのUberはタクシーサービスなんです。そして道路には電動スケーターで道路を颯爽と走る人や公園で犬の散歩をしている人、ベンチで楽しくおしゃべりしている若者がいたりなど、南米にいることを忘れる瞬間が多くありました。

いいえ、やはりここは南米だった。

まるでヨーロッパにいるかのような街並みをさっきまで書いていましたが、やはり南米にいるということを感じさせるポイントがありました。それはマリファナの匂いとホームレスの数、そして人種差別 でした。

チリではマリファナは非合法の国です。ですが、町の至る所で大麻の匂いがしていました。今思い出したのですが、パトロールをしている警察が番犬を連れていました。おそらく大麻などの取り締まりなのでしょう。度々目にするのがパトロール中の警察を見てさりげなく逃げていく瞬間がありました。

目線を上げればヨーロッパの街並みが感じられるのですが、目線を下げるとそこには南米特有の景色 ホームレスの人たち。こんなにいるのかというくらい通りの隅っこで横になっていたり、必死にお金を恵んでもらえるように訴えかけてきたりなど国民の貧富の差が激しく現れていました。


こちらの市場はサンティアゴで海鮮を食べることができる有名なスポットなのですが、海鮮のおいしさを下げるかの如く差別発言を喰らいました。
レストランと市場が混在するこの場所では、アジア人=中国人の教育がされているのかと思うほど、Chino (チノ)中国人 と市場にいる人たちから言われます。自分はそのような人種差別発言を言われることに慣れているのでなんとも思わないのですが、言われる側は気持ちがいいものではありません。他にもやはり街中を歩いていると先ほどのような発言を耳にするので少し残念な気持ちになりました。

初めはいい印象を持っていたのですが、やはりここは南米であることを再認識する出来事でした。

チリでしたこと

チリでの生活はAirbnbを借りて擬似的に一人暮らしを満喫していました。ワインを一人で空けたり、スーパーで買ったステーキを焼いたりなど別に日本でもできるやん って感じのことをチリでしていました。南米で有名なエンパナーダ(お肉などを中に入れたパイ生地の焼く食べ物)はチリではとても特徴的で、まず大きさが両手くらいの大きさで中身がお肉がぎっしり詰まっておりオリーブが混ざっているのが特徴的です。とても満足感のある食べ物でした。

こんな感じで毎日晩酌してました

他にも美術館巡りをしたり、先ほどの市場で海鮮を食べたりなどサンティアゴには観光地がそこまで多くない場所なのでエアビーでのんびり過ごしたりなどそこまで旅行している感覚はなかったです。

チリが気に入った理由

観光スポットに行ったわけでもなく、特別なことをしたわけでもないんですけどチリが好きになりました。明確な理由はないんですけど、チリで1週間過ごしてみて感じたことの一つにチリでの生活が自分にとても馴染んでいたということです。何気ない買い物や部屋から見える街並み、ちょっとした自炊などたった1週間しかいなかったのにすごくチリの生活に溶け込んでいたんだと思えました。必ずこの国に戻ってくる そんな思いになり将来は移住してみたいとまで考えています。


最後に

一言で表すなら、チリは日常が非日常に変わる そんな国でした。観光スポットに行くことだけが旅ではないということに気づかせてもらえました。


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