
未来のナニモノへ。〜白井明子さん〜
わたしが感じたあなたの魅力を切り取り綴るshutter
ご依頼者様との対談を経て感じたことをそのまま、素敵なところ、強みや個性、お仕事への思いやそのストーリーなど、あそゆか目線で書かせていただく企画です。
今回ご紹介するのは、会社員としてお勤めされながら、ご紹介専門の週末フォトグラファーとしてご活躍の、白井明子さんをご紹介します。
まず初めに、あきちゃん、お誕生日おめでとうございます。40代最後の一年が始まりましたね。この一年もきっとこれまで以上の、写真と愛するものでますます溢れていく一年になるであろうと、思いつつ、少し遅めの誕生日プレゼントとしてこれをしたためさせていただきます。
今回のshutterは、以前、
私もみんなに「さんづけ」じゃない名前で呼ばれたい
と言っていたのが印象的だったので、普段の呼び名のまま、あきちゃん、と書かせていただきます。
私が初めてあきちゃんに会ったのは、昨年1月の、丸山嘉嗣さんによる写心入門講座でした。
初めての講座の日の集合写真。
初めましての時の印象は「優しいお母さんが来た」という感じで。
初日に私が撮ったあきちゃん。
いかにもお母さん、という感じだったあきちゃんは、この初回の講座以降どんどん明るく垢抜けていくのです。
そして、東京、京都の2会場でそれぞれ全3回で行われていたこの講座、なんと京都にもわざわざ参加!(そういう私もですが。)
感じたままに書かせていただくなら、当時のあきちゃんは、近所にもいそうな「子育てしているお母さん風」で、まさかそのあきちゃんが京都にまで、写真のために来てしまうのが、私には小さな驚き、だったのです。
初回の装いとは違って、明るい黄色のスカートに白いニット。随分とその印象が変わったことを、覚えています。
そして、この時おっしゃってたんですよね。
今までの自分なら、写真(=自分のただ好きなこと)のためだけに、新幹線に乗って京都まで行くなんて、考えられなかった。仕事でもないのに、行っていいのかなって、旦那さんに許可をもらうのもドキドキしながら伝えて、今ここにいる、それが、できるようになった、って。
実は私も、似た感覚で。だいぶ、自分の好きなように過ごせるようになってきた私ではあったけれど、それでも関東圏内。その範囲内でなら、周りの反応をちょっと気にしながら、好きに飛び回る感じ。
「新幹線で京都に」「それもただやりたいだけ&別に仕事でもなんでもない」は、当時の私にとって、「行動範囲をさらに拡大するきっかけであり小さな挑戦」でもありました。
だから、この写心入門講座に参加したのは、あきちゃんと私にとっては、きっと、写真を習うということ以上に、「誰かに許される(と思っている)範囲の行動、自分の枠を超えて、行きたい、やりたいを叶える私になってもいいんだ」ということを体感してその世界を突き抜け超えていく、きっかけであり始まりでもあったのかも、しれません。
自分の行きたいところに、もっと行っていいし、行けるし、大丈夫。やりたいように、やってもいい
この経験がなかったら、お互い、今のより自由な行動は、なかったような気がしています。きっと、始まりの時、だったね。
そして、この入門講座で私が出会ったのは、講座を重ねるたびに垢抜けて明るく、女性らしく綺麗になっていくあきちゃんの、魅力。
ふとした瞬間の彼女の周りの空気感は、本当に柔らかく優しくて、どこまでも上質なオーガニックコットンのオーガンジーのような、母性と神聖を感じさせるもの。
マリア様みたいなその空気感につい見惚れるし、何度かその表情を捉えていくうちに、あきちゃんにもいろんな一面があるし、おしゃべりに花が咲くときはもちろんあるけれど、それでもきっと、あきちゃんという人の真ん中には、この穏やかなる母性と神聖がいるんだろうなぁと、そんなことを私は思うようになりました。
美しい人だなぁ、と。
そしてそれは、あきちゃんが撮る写真にも、現れていて。
講座で持ち寄った、それぞれが好きな写真100枚。あきちゃんの集めた100枚は、やっぱり優しいふんわりとした色合いで、緑も多くて、見るだけで安心するようなものたちばかり。
優しさ、と一言に言ってもいろんな優しさがあるけれど。
私から見たあきちゃんの優しさとは、やっぱり母性と神聖。ふんわりと柔らかく包み込むように、写真も撮ってくれているのだなぁと伝わってくるものばかりでした。
ぎゅっと寄って撮るのではなくて
だからと言って、遠くから遠慮して撮るのでもなくて
例えていうなら・・・
遠赤外線のあったかさが届く距離から見ててくれて、撮ってくれるような、そんな写真。
しんからほっこりあったまるやつ。
だから、あきちゃんが撮ってくれた写真を見ると、私はほっとする。こたつでお母さんとゆっくりおしゃべりする感じというか、ホッとして、こころが、あったまる。
そう、自分に安心できる写真、かもしれないな。
この出会い以来、時々お会いして、近況を話したり、これからのことを伝えあったり、日頃はSNSのフィードに流れてくる投稿で、あきちゃんの近況を何気なく見ている、そんな関係。
あきちゃんがいると、そこは空気がなんだかとってもほんわりとまぁるみを帯びる。それが私から見たあきちゃんの存在感。
あきちゃんはいつも、微笑む準備ができている、そんな気がするくらい。
この入門講座で出会って以来、「お母さんとして」の自分だったら、諦めていたこと、手にしてこなかったもの、挑戦してこなかったことを、あきちゃんはどんどん、選択されていきます。
服装はどんどん明るくなって、柄物も増えて。ダイエット部にも参加して。SNSは苦手だけれども、と連続で投稿することにチャレンジしたり、昨年は、「私もノースリーブを着たい」と、恥ずかしいからと着ていなかったノースリーブチャレンジをして。仕事は続けながらも、写真撮影ももう一つのお仕事として、週末を利用して本格的にスタート。
それまでなら、ご家族のこと・・・子供が、とか夫が、とか、親が、とか、仕事が、とか。周りを気にして、時には理由にして、選んでこなかったことたちを、一つ一つ、できるかな、どうかな、とご自分の気持ちを大事に確かめながら、とどまることなく、その次なる一歩を、一つ越えてはまた一つ、そうやって進んでいるよう。
お母さんだし、普通の会社員だし、写真は好きで撮ってるだけだし。
そんな風にご自分を、柱の影にひっそりと埋めていたようなあきちゃんは、この1〜2年で
私は私として、この世界をもっと自由に歩かせてあげよう。
自分にもっと光を当ててあげよう。
そんな風に、思って進んでこられているんじゃないかな。
だから、そんなあきちゃんの一歩一歩を、Facebookでは多くの友人知人が楽しみに応援している、そんな気がします。
女性って、本当に、いくらでも変化できるし、美しくなれる。あきちゃんを見ていると、そう思います。
そして、フォトグラファーとしての道も。
今回私と対談したのは、そんな日々を楽しみ過ごしてきて、週末フォトグラファーとしての活動もしながら、会社員としてもお勤めされている、これからをどう作っていったらいいかなぁ
そんな思いをお持ちの時、でした。
久々にあったあきちゃんは、益々と、お美しくなられていて!!
なんと、この日のあきちゃんは、ノーファンデーション!
撮影される人をもっと美しく写すためには、メイクのことも習っておけば、きっと役に立てるんじゃないか、そんな思いからノーファンデーションでも美しい肌を作れる講座を受けて、実践しているとのこと。
あまりのその肌の綺麗さに、私は食い入るように見てしまい・・・・いったいあきちゃんはどこまで綺麗になり続けるんだ・・・と思いながら、この日のお話を伺ったのでした。
3人のお子さんのお母さんでもあるあきちゃんは、子育て中のご自身のイライラがきっかけに、子育てカウンセリングも学ばれた方。だから、人の話を聴いたり、子育て中のお母さんの相談にも乗れるし、カウンセラーとしてそのスキルも生かしたいと思っている。
誰かの未来がひらいていく、できないと思っていたこと、やりたいと思っていたことが「できた」になった瞬間の煌めく顔を見れると、すごく嬉しい。だからそんな瞬間も応援したい。だから、やってみたいことがあるけれど、初めの一歩を踏み出したい人のためのサポートもしていたり。
フォトグラファーとしても、撮影が好き。撮影は続けていきたいし、いろんな人を撮っていきたい。今は週末に依頼をもらって撮影をするのがとても楽しい。
会社員の仕事は・・・・もし、自分で仕事をしてやっていけるなら、、、辞めるのかも知れない。でも、その踏ん切りはつかない。仕事は仕事で、やってきたこともあるし、うーん、どうかなぁ
私色々やってるけど、どうしていきたいんだろう。どう、やっていったらいいんだろう。
結局、何者なんだろう。
そんなことを、話した日でしたね。
なんか、すごい、変化ですよね。
たった一年半で、人ってこんなに、変化する。
このあきちゃんが
こんなに変化する。
明るい服を着て、お肌の手入れをして、メイクを習って、ノーファンデーションでも綺麗と言われるくらいになって、指先はネイル。
いろんな人と出会って、いろんな人との関わりの場に、どんどん出ていく様子も見ていて。私よりうーんと、アグレッシブ。
今までとはまた違う、広い世界に泳ぎ出したあきちゃんは、その時間を楽しみ、それができるご自分のことを、どんどん好きになっていっているようにも見えたし、その姿は写真にたくさん、表されていて。
話すことも・・・・出会った当初は、誰かの事情を話している時間も、多かったように思います。これをしたいけど、夫が、家族が・・・・そんなことを言いながら、私はやりたいんだけど、どうしようかなぁ、って。
でも、あれから1年半たって話すあきちゃんの言葉は、本当に変わりました。
「どうしたいのかなぁ、私」
主語が、自分に、なった。
そうして、答えは見えてなくても、ご自身がしてきたこと、できることを、自分から話してくれるようになった
それは、この一年半の時間の中で、時々を共にしてきた私が感じる、1番の変化じゃないかあなぁって思います。
だから、私はこれからのあきちゃんが実はとても、楽しみです。
誰かの時間の中、その中で自分がすべきこと、できる範囲でやれることをしてきたあきちゃんが
私として何をしていきたいかを、時には考え込んだりしながらも、自ら選んでいくこの先の道は
更なる進化しか、ないのだろうなぁ、って。
私は一体何者なんだろう
このしばらく、あきちゃんはその問いの前に、はっきりとした答えが出ない場所にいるように思うけれど。
でも。
きっと、何者かに、なっていかれるのだろうと思います。
だって、たった一年半で、こんなにも変化した日々があるのだもの。一つ一つの小さな選択、小さな勇気と挑戦を繰り返し繰り返ししてきた、その選択と行動の日々が今日のあきちゃんを作ったのだから
何者かわからなくても、何者かになっていくための、一つ一つの選択と行動が、きっとその道を明るく照らしてくれると。
私はそれを信じています。
入門講座でご一緒した時、てっきり、同じスタートラインにいる人かと思ったら、それは大間違い。
あきちゃんの写真の歴史は私のそれよりも長く、そして、実績も、かなりのもの。
大手企業にお勤めのあきちゃんは、ご自身のお昼休みの時間を使って、その数十分の間に、何人もの人のポートレイトをボランティアで撮り続けるという、フォトボランティアの活動をされています。
一人当たり、ほんの数分。そのたった数分の間に、緊張を解き、ごく自然な表情の写真をとって、お渡しする。そうしてできた写真は、社内メールのアイコンなどに多用されているとのこと。
聞けばこの2年ほどで、数百人の人を、撮ってきたのだとか!
そんな話をさらりとする。そうそう、そうやって撮ってるの〜〜、なんて。
そうやって、どころじゃない!笑
たった数分で、初めましての人もいる中、気負わず気取らない表情を撮る術なんて、私にはない、ない。なのにあきちゃんはそれを、本当にさらりという。こんなふうにやるといいんだよ、こういう時はこうするんだよ、と。
聞けば聞くほど、あきちゃんは写真のことをよく知っているし、人を撮るということを、心得ているのだなぁと、私はいつもそんなことを感じています。
あきちゃんが思っている以上に、あきちゃんは写真を知っているし、そして、、、きっと、写真が、好き、すごく、好きで大切にしているんじゃないかな、って。
だからでしょうか。
あきちゃんが撮る写真は、どれもこれも、本当に力みがなくて、本当に、優しげだなぁと、いつも思う。
そんなあきちゃんの写真に魅力を感じている人は、きっと多いんじゃないかな。柔らかくて優しくて、ホッとする、写真たち。
私は何者なんだろう、何をする人なんだろう
そうですねぇ。。。。。
肩書きって確かに欲しいかもしれない。
明確な「なに屋さん」ってわかることも大事かもしれない。
でも・・・・・
今、あきちゃんがしていることの中に、そのタネがあるのだとしたならば
それを心のままに楽しんでいる間に
ピョコッ。と。
どんどん芽が出ていって、育つんじゃないかなぁ。なんて私は思ってしまったり、する。
だってもう、こんななにも、あきちゃんに「できること」が、あるのだから。
あたたかなる母性と神聖も
誰かの新たな一歩を応援したいと思う力も、
そのために必要な、人の心の声を聞くカンセラーとしてのスキルも
一人の女性として、美しくあろうと、ご自身をいつも「今よりもっと心地よくきれい」に一歩上らせてあげるための、コツコツも。
全部、ある。
あきちゃんにはあるから。
何者なんだろうって、考えなくても
白井明子は、もうたくさんできることがあって
それが、更なる白井明子をつくっていくし
そこで、見えてくる、のかもしれないなぁ、なんてね。
何者かがわからなくて考え込んでいるあきちゃんも
時にはいるかもしれないけれど
何者になっていくかなぁ〜って、これからも日々を
「私はどうしたいのか」
それを選んで楽しみ進んでいくあきちゃんを私は見ていきたい。
そんなことを思っています。
40代最後の一年を、たくさんの喜びと楽しみ、笑顔で進まれますことを♡
心より、楽しみにしています。
そしてまた、たまにはごはんを食べたり、写真を撮ったり、しましょう♪
今回のshutterは、こんな感じです。
あきちゃん、ありがとうございました♡