ドイツで怒涛の4ヶ月 コロナ編pt.2

どーもこんにちは。
しゅーとです。

前回は、監督が急にクビになり、その日からコロナの影響で練習がなくなったところで終わりました。

ようやく試合に出れるチャンスかと思いきや、練習が中止。しかもコロナの影響はどんどん大きくなって、周りの国は完全にロックダウンされるようになっていました。

しかし、僕と、一緒に住んでいたチームメイトの日本人選手は結構ポジティブでした。チーム練習がなくなっても遠いグラウンドまで2人で行き、練習内容をしっかり考えて自主練に励んでいました。常に試合をイメージしようとお互いに言い聞かせて、練習中止の日から約2週間はグラウンドを使っていました。

その時に、元々知り合いだったキーパーの選手も誘って3人でサッカーをするようになり、タダで住んでいた家にその人も住み、3人でずっと一緒に過ごす日々が始まりました。

その時はまだグラウンドも使えていたので問題なかったですが、2週間経って急に練習中にグラウンドのゲートを閉められて、使用禁止の張り紙が張り出されました。
そこからがかなりの地獄でした。

どこのグラウンドを使っても管理人が出てきて毎回のようにどやされて、しまいには警察を呼ばれそうになります。

仕方なく、そこからは近くの公園で練習することになるんですが、練習以外の時間が暇すぎて、いよいよみんな頭がやられてきます。

1カ月経ってからは、朝に練習して、昼飯を食った後、ウェイトして、3人で家の周りのスーパー3,4店舗を意味もなく回ることで時間をつぶし、夕方は一向にいなくならないネズミの罠を作り、夜はみんなで食事という流れの生活が毎日続いていました。
これが数週間ならいいですが、3月の頭から、5月頭までの2カ月間続きます。

こんな生活の中、この怒涛の4カ月シリーズ最後にして最大のピンチが訪れることになります。。

続く。

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