ドイツで怒涛の4ヶ月 退去編pt2

どーもこんにちは。
しゅーとです。

前回まさかの退去宣言受け、だらだらずるずる、残り10日まで迫りました。そしてようやく僕たちはおもい腰を上げます。

退去予定日10日前、僕たちはまた晩飯時に集まり策を練ります。まず、タダですめるところを洗い出しました。
友達のアパート、知り合いの部屋、エージェントの家。。
出だしはかなりよく、多くの人の名前が上がり、手分けして連絡するということでミーティングが終了します。

そして退去予定日8日前、結果は全滅。どこも、様々な理由で断られます。
タダで住ませてもらおうとしながら、断られたら「人間って冷たいなぁ」「日本人同士助けてくれよ」なんて理不尽な言葉を吐きつつ、次の案を出していきます。

この時点で、
1、タダで住むとこをみつける
2、ちょっとだけ払って3人で狭いところに住む
3、一人一人がお金を出して普通に部屋を借りる
4、誰か1人だけでもただで住ませてもらって、残りの2人は部屋を借りる
という4択が挙がっていました。

しかし、時が経つにつれて気づきます。
都合のいい場所なんてねぇと。
僕らの予算は月150€程度、日本円で2万円弱です。そんなアパートなんてないです。正直みんな知っていましたが、なぜか見て見ぬふりをしていました。

一人一人が部屋を借りて住むしかないんじゃないかと、3人とも薄々感じながら、現実逃避していました。

そして退去日まで残り5日。

お湯が出なくなります。

急でした。

練習から帰ってきて、シャワーに入ったら永遠と冷水が出てきます。
どこをいじってもお湯が出る気配はなく、練習の後には修行のようなシャワータイムがセットでついてくるようになりました。

ここで危機感を覚えた僕たちは、真面目に退去に対して向き合い始めます。

続く。。

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