上司と部下、親と子供の関係は似ている?
おはようございます。フューチャーコーチのしゅーとです。
11月の3連休は以前から興味があった古川武士さんが主催するするNLPの集中セミナーに参加しました。
NLPとはNeuro Linguistic Programing、日本語で言うと神経言語プログラミングで、言語学と心理学を組み合わせた実用的なコミュニケーション心理学です。
脳は世の中の事実や出来事を自分というフィルターを通してみており、それによって私たちは嬉しいや悲しい、怒りといったような感情を感じます。
この自分のフィルターを変えるということは、感情の感じ方が変わってくるということです。
NLPはこの自分のフィルターを書き換えることができる学問です。
NLPを学び使える人はエネルギーがあって行動力があるように見えたため、私はNLPに興味がありました。
NLPは多くの本が存在しておりますが、本を読むだけではだめで、ワークを通して使って体感してみないと意味がないと言われています。
そのため、私はNLPの集中セミナーに参加しました。
今回はその中でポジションチェンジというワークを通して感じたことがあったので、お話しします。
ポジションチェンジとは
NLPの代表するワークの一つがポジションチェンジです。
相手役に自分がより仲を深めたい人、関係を回復させたい人を設定します。自分、相手、第三者の3つのポジションを体験することで相手が感じていることを理解するといった内容です。
これは相手との関係がよくなるわけではありませんが、自分のフィルターを変えて相手に感じている感情を書き換えるています。
そのため、ワーク後では視野が広がったように相手に感じていた気持ちが和らいだり、相手の気持ちが理解できるようになります。
若さは希望
私がポジションチェンジで設定した相手は私のメンターです。メンターは40代で外資系企業に勤めながらダブルワークを稼働させ方です。自分がダブルワークを稼働させるために大変お世話になっている人です。
メンターとは週1回でセッションを行い、自分の現状や課題問題を共有しどうやって進めていけばいいのかを教えてくれたり、励ましの言葉をくれたりします。
この教えの量や励ましの言葉が私はネガティブにとらえてしまい、何で自分はできないんだろうと自分を責めていました。
脳が励ましの言葉に対して自分ができていないこととして認識しているということです。
なんでこんなに押し付けられるんだろうと感じたり、期待されていることに疲れていました。
ポジションチェンジでメンター側から自分見つめたときに、希望に感じました。これは私が希望だということではなく、メンターからしたら15歳離れている若者がお金を払って学びに来ている姿勢に希望を感じたということです。
メンターの立場になってみると、自分へアドバイスしたい気持ち、教えてあげたいという気持ちが強くなることを感じました。
この気持ちを感じることで、自分はメンターが教えてくれることことや励ましてくれる言葉をそのまま感じることができるようになりました。
ネガティブとポジティブの関係
私のメンターとの経験は教える人と教えられる人の関係で多くあると思います。
教える側がポジティブに教えることで教えられる側はネガティブになっていくということです。
期待してアドバイスが増えたり、励ましたりするほど、教えられる側は「なんでこんなに一杯言ってくるんだろう」、「なんで自分はできないんだろう」といった感情が芽生え、気持ちがどんどん離れていきます。
この気持ちが離れすぎると行動に現れたり、相手を操作しようとしてしまい、仲が悪くなっていくのだと思います。
どちらが悪いのではなく、どちらとも相手に寄り添っていくことが大切です。
人間関係は力学です。
上司と部下、親子と子供の関係
先ほど私とメンターのような経験は多く当てはまるといったのですが、代表的なのが上司と部下、親子と子供です。
上司と部下の関係は部下を成長させるために仕事を与えること、やり方を教えることがあると思います。
コロナ前までは上司と飲みに行き、仕事に対することを教えてもらうといったことがあったのではないでしょうか。
上司ができすぎる人だとアドバイスや仕事量が部下のスキル、やる気とはかけ離れたもので苦しめることにもなります。
親と子供の関係も似ています。
親は自分が学生時代にやってよかった経験ややっておけばよかった経験から希望である子供に無理にやらせてしまうこともあると思います。
私だったらやっていそうです。
それが子供を苦しめることになり、関係が離れていくことになるかもしれません。
相手の立場になって寄り添うということが大事です。
最後に
このポジションチェンジからの感じた体験をセミナーの場で発表しました。
すると、ある主婦の方が感動して声をかけてくださり
親と子供の関係でうまくいっていないことがあったため、心に刺さった言われました。
すごく嬉しかったことだったので、今回noteでも話しました。
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