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永遠のテーマ

「好きな食べ物」。これこそ我々人類の永遠のテーマではないだろうか。

幼稚園の頃から死ぬほど悩まされた、自己紹介の「好きな食べ物」。「好きな食べ物」が即答できる、つまり用意した答えがある人は素晴らしいと思う。

ハンバーグ、カレー、ラーメン、寿司etc...
はっきり言って僕には「これ!」という食べ物が無い。

だって、だいたい全部美味しいもん。

マジで難しい。そんな僕が考えに考え、大学時代に結論に至ってのだ。

「かまぼこ」

欲を言えば、正月のおせちで出るちょっと高級なやつ。

さて、ここで「めちゃくちゃボケるやん」と言いたい連中が沸いたように出てくると思う。
たしかに、3.4割はボケである。しかし残りの6.7割がガチだ。なら、それはもうガチである。

では、「かまぼこ」の何が良いのか。
まず「かまぼこ」の色に注目してほしい。上部はピンクで下部は白。一見全く食欲をそそられない配色である。また、フォルムも然り。
ただ一口食べた時を想像してほしい。あの配色、フォルムからは想像できない程の口いっぱいに広がる魚介の旨み。俺は海を泳いでいるのか、とまで錯覚させる。「かまぼこ」はとんでもない「ギャップ萌え」を備えているのだ。そしてあの歯応え。これ以上言うことはない。

スーパーへ急げ。かまぼこを手に取れ。勝利を掴み獲るのだ。

あの板、小学生の図工で重宝したなぁ。

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