もし坂口健太郎が「隠れ肉食系」だったらどうしよう?
最近、わたしの母はずっとこのことで悩んでいる。「もし、坂口健太郎が隠れ肉食系だったなら、わたしは抗えない」
という不安にかられているらしい。
どうにかして不安を解消できないか?
今回は母のために解決方法を探りたいと思う。
しお顔オブザイヤー殿堂入り
有識者の方はご存知だが健太郎はしお顔会で殿堂入りしている。
あのちょっと遠くを見ているような優しい瞳。
楽しそうに会話してる時にくしゃっとなる、
あのずるすぎる笑顔。それでいて、たまーに寂しそうに見つめてくる瞬間。
どうですか?
詰んでませんか?終わってますよね。
ある日の朝
隣で寝ていたぼさぼさ寝癖のついた健太郎が言うのです。
「んー、もう行くの?ふふ」
「どこ行くのー?」
「あ、しごと??そか、パンあるよ」
「コーヒーいる?」
「よし、目玉焼き焼いちゃおっかなぁ」
ガタンっっ!!掃除機に脚をぶつける
「いっ…、なに笑ってるんだよ笑」
ね??
そもそも、隠れ肉食系は禁じ手のひとつ
有識者に伝えたい。
いきなりアグレッシブにいくと、ぐいぐいすぎて女子から煙たがられてしまう。だから女子との距離を詰める序盤戦は少し様子見をしつつ、勝負時にすこーしだけアグレッシブになるという手法。
少しでも肉食を出すタイミングを間違えると、え、相手を戸惑わせてむしろ警戒されてしまう諸刃の剣でもある。ひとえにギャップと言っても技術を要求されるのである。
一方で健太郎が仮に隠れ肉食系だった場合どうなるか?
しごと終わり会社から駅へと歩く健太郎と同僚A
健太郎「あーつかれたーー」
A「今日も残業??そんなに忙しい??」
健太郎「う~ん…微妙かな」
A「なんやそれ笑」
健太郎「そんなに忙しくないよ」
A「え、なんでこの時間になるの???」
健太郎「いやぁ」
A「しごと遅くな~い?笑」
健太郎「ちがうよ。だってAが遅いから」
A「え?」
健太郎「終わってんだよ18時には」
A「…………」
健太郎「いつも、待ってるんだよ?」
A「…ずるいじゃん」
チェックメイトである。
おそらく健太郎の場合、仮に肉食を出すタイミングを間違えたとしても、許せちゃう。だから、ノーリスクで隠れ肉食を使えてしまうわけだ。
(おそろしい…)
鬼に金棒どころではない。
しお顔として完成しているだけでなく、ノーリスクで隠れ肉食系を使える健太郎。これはもう、キレていいでしょう。
だって、絶対にチャラいとわかっている元カレのオダギリジョーだとしても、それでもついていきたくなりますよね?
成田凌に「どしたの~?」って下心隠しきれてないアプローチをされても、「もうりょくん、だめだよ//」って反撃するき0の抵抗をするじゃないですか?
マイナス面0の坂口健太郎が、そんな隠れ肉食系というギャップまであるってどういうことなの??なんか、腹立ってきた。
わたしはこんな時間に何をしているの?
誕生日の深夜に、朝までに資料をつくらないといけないのに、しかも誕生日だよ??なんで坂口健太郎のnoteなんて書いてるの??ふざけんなよ。
……でもこれが俺なんだよな。
昔、村上春樹さんがエルサレムの式典に周囲の反対を押しきって参加したときに
「高くて硬い壁と、その壁に当たると割れてしまう卵あったとき、わたしは常に卵の側にいる」そんなことをおっしゃっていました。
壁がどんな正しかろうとも、その卵がどんな間違っていようとも、自分のスタンスは変えない。時には正しさという圧力にくじけそうになる時もある。
おきゃくさんがそういっているからとか、先方が好きそうだからとか、そんな理由で物事決めて一体なんの価値があるんだろう。
そうじゃないでしょ。
しごとも遊びもプライベートも。
おれはコスパだけで選びたくない。
おかぁさん、おれはこの一年も卵の側に立ち続けていくよ。きっと人生その方が楽しいと思うから。
よーし、資料つくるぞー!!!
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