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JUVENというサッカークラブ③ №120

輝かしい実績をあげたJUVENだったが、それと同時に一つの壁に当たっていた。

当時の代表がFC岐阜と兼任となり、組織がうまく回らなくなっていた。
私はというと、フットサルスクールの運営に目を向けてばかりで、JUVENの方は一歩引いた状態で携わっていた。

その状態で数年が経過し、気づいた時にはなかなか厳しい状況になっていた。

そこで、私が代表をさせていただくこととなり立て直しを図ることに力を注いだ。
私がやっていたフットサルスクールとの繋がりを強めるなど、なんとかいい助教になる道を模索した。

しかしながら、サッカーの会費だけが収入源だったクラブはクラブ員の人数が減るに従って苦しくなり、抱えていたスタッフに満足な給料を与える事ができず、スタッフが一人また一人と離れていき、それと同時にクラブへの不信感が高まり選手もそれに伴って減っていくという悪循環に陥ってしまった。

今思えば、あの時別の道を模索していればと思うが未熟な私はなんとかしなければいけないと思いながらも、大した手を打つ事ができず時間だけが過ぎていった。

なんとか、数年は持ち堪えたが、やはり数年後にはチームを存続させていくには厳しい状況に陥った。

スクール活動を行い、なんとか底辺を広げようと動き始め、徐々に子供たちが集まってくれるようになった。
想いに賛同し、助けてくれるスタッフも現れた。

幼児スクールなどは、人が人を呼び毎週元気なちびっ子たちが集まり賑やかになって来た。

そこでやってきたのがコロナだった。
私の経済状況も含めて、スクールを開催する事ができなくなった。

そこで、クラブの存続を諦め、まず自分を立て直すことを優先させ今の仕事についた。

それまで練習に通ってきてくれた子どもたちや保護者の方、またこれまで歴史を築いてくれたOBや過去の関係者の皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

現在そこから2年ほど経過した。
今の思いはやはり私は子供たちが伸び伸びとサッカーができる環境を作りたい。
イキイキとした子供たちが育っていく姿を見ていたい。
そんな想いが頭から離れない。

いつになるかは分からないが、私はまた子供たちのサッカーの近くにいたい。

一人でも多くの子供にサッカーの楽しさと素晴らしさを伝え、サッカーを通じた人財育成をしていくための環境を作る。

今はまだその段階ではないけど、必ずそこを実現しキラキラした子供たちがたくさんいる環境を作っていく。



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