おにぎりとおむすび №85
今日は投稿時間が夜になってしまいました!
早速ですが、以前お米について少し書かせていただきましたが、今回は『おにぎり』と『おむすび』について書いてみようと思います。
昔、飛脚という仕事がありまして、手紙などの文章や小さな荷物や金銭などを運んでいたのですが、この人たちは一日150kmほど走っていたそうで、一説によると今のマラソン選手よりも早かったのではないかと言われています。
また、その人たちの食事が驚きで、麦飯のおにぎりと漬物程度だったそうです。
それだけの運動量をその程度の食事で補えるというのは本当にすごいことだと思います。
一説によると、昔のコメは今よりも栄養価が高かったとも言われています。
これは私の仮説ですが、今より環境汚染がなかったので大地に栄養が多く含まれていたのではないかなぁと思うのですがどうでしょうか?
昔の一般人の食事も野菜や魚が忠信な質素な食事であったにも関わらず、今より体を使うことをしていたと考えると、現代人は食べ過ぎなのかなと思います。
さて、そのおにぎりですが、おむすびという呼び名もあるのは皆さんご存知ですよね?
実はこれ、ちゃんと意味があるそうなのです。
まずは『おにぎり』ですが、これは特に定められた形はないそうなのですが、『おむすび』というのは三角形の形をしたもののことを指すそうです。
『おむすび』は神様へのお供え物として用いられていました。
山などの三角形のものには神様が宿ると言われており、その形を真似て作られたとのことです。
また、それを口にすることで健康を保とうとしたとも言われています。
稲に宿る神が“神産巣日の神(カミムスビノカミ)”と信じられていたので、そこから『おむすび』となったという説もあるそうです。
日本最古のおにぎりがは、紀元前1世紀頃、今から2000年以上前になります。なぜなら、おにぎりの化石が発掘されたからだそうですから驚きですよね!
古代から愛されていた日本のソウルフード。
普段何気なく食べている物にもしっかりと歴史や意味があるんですね。
ちなみに私は“鮭おむすび“が1番好きです!!