このバッタはね、真夏の大冒険中。
夏休み折り返し。
半分はインターンで働いて、半分は自然を生きた。
富士山は敢えて一番長いコースを登った。これで北海道、九州、本州の最高峰は登った。
富士山はどうしようもないほどの自然を感じた。
もくもくと、集中するしかない時間をすごした。
キャンプは2回もできた。
もっぱら酒と火を楽しんだ。
富士山の麓のキャンプのときは企画書書いてた。
川でキャンプしたときは酔いつぶれた。
原始的で好きな時間だ。
久しぶりの海はめちゃめちゃ泳いだ。
一瞬波に持ってかれそうになって、また自然を感じた。
大学生が砂浜で遊んでる、まさにそれをした。
終わったあとに海を眺めてコーラを飲んだ。
クーラーガンガンの部屋のそれよりも、うまい。
川はほんとに流れが急だ。
敢えてちょっと強い流れのところにいくと、1回転流されるほどだった。
陽を浴びて、ぼーっとした。
畏敬の念というものが、わかる気がする。
はるかむかーーしの生活はどんなだろうかと、そのときヒトは何を感じただろうと思う。
人が絶対に自然に勝てないという事実には、死なない程度に気づいておきたい。富士山の風に吹かれたとき、海の波に飲まれたとき、川で一回転したとき、「人のなにもできなさ」を思いしる。
火を起こして肉を焼いて眠くなったら寝る。陽がのぼったら起きる。せいぜいできることはこれぐらい。
人間の頭はすごいけど、時々錯覚しちゃうんです。
だから思い起こすように自然を感じにいく。
このバランスをね、自然と都市の行き来のバランスというのかな。これを大事にするのがもっとも心地良い生き方の方法論です。僕にとっては。
Sense of wonder
自然に触れて深く感動する力のこと。
レイチェルカーソンが説いたSenseは、やっぱり現代にこそ。
夏休み前半、それぐらい詰まってましたよ。
明日からは北海道12日間。
その次は徳島ですだちの収穫と栗拾い。
その後富山、その後韓国。
あいだ時々、インターン、企画書。
知ること、それを凌駕するぐらい感じること。
動くことと止まること。
そのギャップと「なぜ?」を楽しむよ。
それを楽しめると思ってる自分が楽しみだ。