100人Zoom-51人目…青維道信さん-
正直話すのむずかった。
そして書くのもむずいなぁと感じてます。
ご両親がインドネシアの方なんだけど、彼は1歳の時に日本へ。
だから日本人としての外国人ていうか、外国人としての日本人ていうか。。
とにかく僕とは全く違う環境で生きてきたんだなぁと。まあ当たり前だけど。
加えて彼自身は性的指向とかそーいう意味でもマイノリティ。
マイノリティっていうと語弊があるのかな?ん?わかんない。
とにかく「男」とか「女」とか「ゲイ」とか「レズビアン」とかそういうことじゃなくて、「その人」。
「その人」っていう人。
は?わからん笑
一旦置いときます。
で。
僕としてはそういったマイノリティの人とコミュニケーションを取るのが初めてのことだった。いや、もしかしたら今まであってたけど気づいてないだけかも。
でもとにかく今回は新鮮な気持ちですごくいいお話が出来たし、勉強になった。
人ってみーーんな全然違うんだけど、
肌の色が違う人
国が違う人
文化が大きく違う人
性的指向が違う人
そんな感じで違いがはっきりしているとき、コミュニケーションが1段階難しくなる。少なくとも僕はそう感じた。
今回で言うと性的指向の違いと宗教からくる家庭環境の違い。
この2つを彼との会話から感じた。
LGBT-Qについては本も読んだし、学校でも学んだ。
世界にはいろんな宗教があることも、文化の違いがあることも、日本人が比較的宗教を信仰していないことも、学校で学んだ。
でも興味はわかなかった。
でも彼と1時間コミュニケーションを取っただけでめちゃおもろかったし勉強になった。
もっと知りたいと思ったし、こういうことを知っておくのは間違いなく大切だと感じた。
と、同時に
「どこまで聞いていいのか?」
「どうやって聞けばいいのかな?」
「この言葉って差別的じゃないかな?」
と別の疑問が1時間ずっとあった。
でもそれは彼も同じことだそうで、
宗教の違いや家庭環境の違い、性別の違いを他人に伝えるとき
「どこまでいっていいのかな?」
「どうやって言えば伝わるかな?」
「こんなことわざわざ言わなくてもいいか」
ってなるんだって。
お互いに遠慮がある状態。
この遠慮があるからこそわかりあえるし、傷つけあわずに済むのかも。
でもお互いに「わかりあいたい」気持ちはあるのに、遠慮して言えない。
これはもったいないなぁって話になった。
知らないことを知るときには勇気がいるっていうけど、まさにそうだなと。
でも俗に言う一般的な「日本人」には文化の違いや性差の違いを受け入れて話し合う下地とか議論できる気持ちの準備みたいなのがまだできてないのかなぁって思ったよね。
だって実際「差別なんてダメ」ってわかってるけど、僕が彼と話したときに「むずかしさを感じる」っていうことは、いつもとはどこか違うコミュニケーションだってわかってるから。差別して話しているから。構えちゃってる。
今回は彼が本当に「伝えたい」という気持ちを持って話してくれたけど、そうじゃない人もいる。今回だって知らない間に不快な思いをさせていたかも。
そんな人とお互いに多様性を認め合って生きていくこれからの社会ってめっちゃくちゃ難しそう。
だからもっと知りたいと思ったし、知らないとダメだなと。
ましてや僕、将来アメリカ目指してるんで。しかもスポーツトレーナーっていうスポーツの現場。生物学的な男女差がはっきり表れるがゆえに、最近はLGBT-Qについてスポーツにおいても議論が巻き起こってる。肌の色なんかもそう。
これを知らずに世界に出ていくってなんか怖くなった。
多分、出ていかないとわかんないんだろうけど「知ることができる下地・気持ちの準備」みたいなのは持ち合わせていないとヤバいと思った。
それがあれば、コミュニケーションにおいてのミスマッチも少なくなるだろうし、さっき言った「もったいない」もなくなるのかなぁって。
と、どこまでもどこまでも思考が続くお話でした。こんな機会に感謝。
彼とお話しできたことに、感謝。