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原作知らなくても楽しめるアクションRPG”Granblue Fantasy: Relink”
はじめに
”リリンク”を皆さんに布教させてください。このゲームはCygamesのソシャゲ”Granblue Fantasy”の世界観をベースにしたアクションRPGなんですけど、ただのファンのためのゲームというわけでは全然なくて、素直に完成度の高いアクションRPGでした!しかもマルチもある!
こんな感じのゲームです
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今あるゲームで表現するなら、”MMORPGっぽいスピード感のあるモンハン”って感じ。ジャンルはアクションRPGで、グラブルのキャラクターを実際に自分で動かして大型モンスターと戦うっていうアクション部分と、ド迫力のシナリオ部分、RPG的な強化要素を楽しむというのが本作の概要。
①ストーリー
シナリオに沿って、登場する敵を倒しながら物語を進めていく。ムービーがすんごい。
②クリア後
クエストをこなしながら、より強い大型モンスターとの戦いを求めていく。所謂モンハン的な感じ。マルチプレイ対応。
というのがゲームの大まかな流れ。特にシナリオクリア後のボリュームは凄まじい。僕自身ストーリー15時間、クリア後を115時間遊んでいるらしい(steam調べ)。
キャラが良い、戦闘は爽快
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このゲームの一番気に入ってる部分。キャラクターそれぞれの性能が全然違っていて、全部動かしていて気持ちいいようにできてる。そんでもってプレイスキルで工夫できる部分も多いので、お気に入りのキャラを極めていくのが凄く楽しいのはもちろん、一度別のキャラを使ってみるだけで全然違うゲーム体験を味わうことができるのが本作の大きな魅力。モンハンの”違う武器使ったら見える世界が全然違う”に感覚が近いかも。
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基本的にこのゲームは4人でモンスターと戦っていくのだけれど、みんな個性が尖っていて、チームの中でその個性をどう活かすのかということを考えながらプレイするのがおもれーんだわ。例えば主人公のグラン(ジータ)は攻撃も得意だし、サポートスキルも充実しているバランス型。このサポートスキルがなかなかバカにならない強さをしていて、相手の動きを鈍らせたり、味方の攻撃力を上げたり回復したり、チーム全員を活かすような戦い方ができる。操作もそこまで難しくないから、アクションゲームが得意ではない人でもとっつきやすい。
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剣豪のナルメアは逆に味方をサポートするよりも、その剣捌きで敵にダメージを与え続けることに特化している自己完結型アタッカー。コンボを繋げば繋ぐほど自分の攻撃力が上がっていくキャラで、うまく攻撃を叩き込めると爽快感やべえわダメージも出るわでクソ気持ちいい。ミスらずコンボできると楽しいっていう一方で、操作面は少し複雑。このキャラは自分の腕に自信のある人におすすめです。
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あとはキャラクターの見た目がみーーんなよくて、ゲームを始めたらすぐに好きなキャラを見つけられるのも魅力。Cygamesといえば登場するキャラの見た目にすごくこだわってるのが特徴だけど、彼らが運営している原作グラブルの強みはリリンクでもしっかり発揮されてる。俺たちオタクが大好きな美女も、イケメンもムキムキなやつも可愛い感じの子も、あらゆる属性のやつらが全部揃ってる。いろんな人の需要を満たせるくらいいろんな良い見た目のキャラがいるから、もうこれは属性の大乱闘スマッシュブラザーズ状態。キャラのルックスはこのゲームの大きな魅力だから、一部紹介しちゃうぜ。全部紹介してると30000字越えの記事が爆誕するから、俺の好みになっちゃうけどごめん。
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男性キャラで好きなのは、ジークフリート。ロングヘアでしゃべり方が明らかに死線超えまくってそうなおじさん。見た目に貫禄がありすぎだし、それに加えて大剣を背負ってるのもかっこいい。
こいつがかなり使ってて楽しくて、タイミングよくボタンを押して大剣を振り回すと、どんどん攻撃力が上昇するっていう性能。うまく殴れているときは敵のHPがどんどん溶けるわ、なんかめちゃくちゃ気持ちのいい音が出るわで、この世で一番気持ちのいい娯楽10選に彼をノミネートしてもいいと思うレベル。
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女性キャラで好きなのは、槍使いのゼタ。金髪に赤い鎧に青い槍…..いや俺こういうド派手なのも好きなんよ。あとは、なんというか絶妙な布面積がいいね!
でもみんな待ってくれ、人の魅力って見た目だけじゃないと思うんだ。内面もその人の魅力を決定づける重要なファクターではないだろうか、俺はそう思うわけ。ゼタの性格は強気で自信満々の子って感じ。なんかグイグイ引っ張ってくれそうな感じで、”良い”ね。サイドストーリーを読むと、実は面倒見の良い一面があって…いや~染みるっすね。全身に染みわたる、ゼタが。しかもキャラクターボイスは花澤香菜。強気な感じの花澤香菜….これが”天国”ってやつか。
あとは細かいところだと攻撃の際に槍を回したり、攻撃後に構え直したりするモーション(これを表す言葉を知らない)がめちゃくちゃ凝ってる。一枚絵見た時の印象はかわいい感じの印象を受けるけど、実際自分でキャラを動かしてみるとスタイリッシュな槍捌きでめっちゃかっこいい。これはどのキャラもそうで、「このガタイでこの重量の武器を持ってたらこういう動きをするだろうな」という僕たちの想像をピンポイントで突いてくる。というかなんならその想像を超えてくるレベルのかっこよさを提供してくることすらあって。割とこの辺の1キャラ1キャラの作りこみがこのゲームの醍醐味でもあるので、興味ある人は動画でもいいからチラっと見てみるのがオヌヌメ。
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このたくさんの個性の中から
・自分に合うキャラってどれだろう
・こいつの見た目好きだから使ってみたい!
・(そんなことはどうでも良いから俺は可愛いねーちゃんが使いたい)
・(私はイケメンが使いたいわ)
みたいなことを考えながら色々キャラを使ってみるのが本当に楽しい。どのキャラもしっかり作り込まれているのはもちろんだけど、操作が複雑なキャラクターとそうでないシンプルなキャラクターは明確に分けて作られていて、ライトな層からやり込みたいヘビー層までしっかり楽しませてくれるのがこのゲームのキャラクターたちの大きな魅力だ。ここに公式サイトのリンク張っとくから、みんなも好きなキャラ見つけてみてね。(https://relink.granbluefantasy.jp/characters)
あとは原作をプレイしたことがある人は技の再現度やクオリティを評価している方が多い。僕自身は原作をプレイしたことがないので、素人目に見て「キャラのモーション頑張ってんな!」って感じだけど、原作勢的にはどうやら感動ものらしい。全く原作を知らない僕がキャラを動かしていても楽しいので、原作をプレイしたことがある方はぜひ自分の好きなキャラを動かしてみて欲しい。
やっぱりゲームをしていて、何かボタンを押した時にゲーム側からリアクションが返ってくるのは当たり前だけれども、そのレスポンスの気持ちよさというのを極めまくったのがこのゲームであるように思う。どのキャラも技や攻撃を当てた時の演出が派手で、戦いがクセになる気持ちよさがある。敵の体制を崩したり、敵に大ダメージを与えた時は演出でプレイヤーをしっかり誉めてくれる。その極め付けがキャラごとに設定された必殺技”奥義”で、それぞれめっちゃかっこいいしド派手。演出からちゃんと自分が重い攻撃をしたのが伝わってくる。
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これらのカットインは記事内のスクリーンショットで見るよりも、公式サイトで公開されているムービーを実際に見る方がその迫力と気持ちよさが伝わりやすいと思う。しかもその奥義を複数人連続で発動すると、追加攻撃と特殊カットインが入る。これがマジでかっこいいし、気持ちいい。
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あとは適度な難易度もいいところだと思う。ストーリーは3段階の難易度設定が可能だし、シナリオをクリアしたら戦闘が楽になってしまうのかといえば全くそんなことはなく、エンドコンテンツに関しては開発の人たちは性格が悪い(褒め言葉)んじゃないかと思うようなクエストも多く設定されている。プレイヤー側が気持ちのいいことができる一方で、このゲームの敵はちゃんと強い。MMORPGやモンハンの敵みたくめっちゃ硬くて、4人全員で相手のHPを削り取っていく楽しさがある。特にエンドコンテンツ最終版のクエスト難易度は絶妙に調整されていて、最終強化状態でも敵の攻撃を食らえば危ないようになっており、緊張感のある戦闘を最後まで楽しめる。
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このゲームの戦闘には
①敵の攻撃を避けながら少しずつ削っていくフェーズ
②やりたい放題できる気持ち良いフェーズ
が存在していて、”プレイヤーに微弱なストレスを与えつつ、最後にそれを解放させる”という流れが明確に組まれている。しかもその切り替わりがプレイヤーにとって分かりやすく作られていて、フェーズが切り替わった瞬間に派手なエフェクトが出たり、BGMの曲調が変わったりする。こんなふうにプレイヤーができたことに対してゲーム側がそれに見合う報酬を提示してくるので、「またあの技が決めてみたい」とプレイヤー側としては楽しくなっちゃうわけだ。
これは別にCygamesを決して悪く言いたいわけではないのだけれど(重要)、こういうゲーム内で魅力的な報酬を用意してプレイヤーにもっとやりたいと思わせるっていうのはなんというか…色んな人気ソシャゲを運営しているCygamesらしいなと思う。ソシャゲはみんなが欲しいと思うコンテンツを用意して、それにお金を落としてもらうことで運営が続くわけじゃん。どんだけ苦しいガチャでも最後当てた時にユーザーに気持ちよくなってもらえさえすれば、またお金を落としてもらえるからこそCygamesのガチャで出るコンテンツは魅力的だし、演出もめちゃくちゃこだわってる。ソシャゲ運営によって培ってきた”プレイヤーに快感を与えて、またやりたいと思わせる”ノウハウが買い切りゲームのリリンクにおいてうまく昇華されていて、純粋に”プレイ感の気持ち良いアクションRPG”としてこのゲームは形作られているように感じた。
みんな大好き強化要素
このゲームはアクションRPGと銘打っている以上キャラクターそれぞれに強化要素が存在している。この手のゲームにおいては、クエストを進めながら自分のキャラクターを強くしていく過程が一つの面白さになっている。
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リリンクの強化要素は、一言で表すならば”モンハンとRPGの強化システムを融合して、わかりやすくした”感じ。ストーリーだけをやるライトなプレイヤーはそこまで気にしなくても良いけど、エンドコンテンツをやり込みたいプレイヤーの期待には応えてくれるだけのボリュームをしている。
リリンクが少なからず参考にしているであろうモンスターハンターや元を辿ればMMORPG などの、こういう”もっと強い武器で敵と戦いたい、みんなと同じレベルの武器が欲しい”っていう所有欲を刺激する強化システムを考えたやつはマジで天才だなとしみじみ思う。ネタバレは可能な限り伏せるけれど、プレイヤーの多くがもう倒すべきボスは全て倒しているのに装備欲しさに何度も同じクエストを周回しているという事実に、圧倒的な”所有欲”の魔力を感じてしまう。そういえばこれに関しても、ここの会社ソシャゲで似たようなこと得意だよなぁ…
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RPG的なスキルツリーも各キャラクターごとに導入されていて、この量がなんというか…とんでもない。ストーリーが終わった程度の強化量ではツリーに全く終わりが見えない。もちろんただ長いだけではなくて、育てれば育てるほど戦闘は目に見えて快適になるし、こういうテキストとかしっかり読みながら強化していくのが楽しい人にはたまらないシステムだと思う。
もっと楽しいよマルチ
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どこかで見たような受付嬢に話しかけると受注できるクエストは、マルチに対応している。フレンドと一緒に戦うこともできるし、ランダムマッチングで野良の誰かと一緒にプレイすることもできる。やっぱりさ、友達となんかするって楽しいじゃん!リリンクのマルチもやっぱめちゃくちゃに楽しいんだわ。クッソ硬い敵のHPを生の人間(?)4人で頑張って削り切れたときとか、みんなで奥義のタイミング合わせられたときとか、もう戦友だよ、戦友。特に終盤で追加されるクエストはマルチプレイであっても苦労する難易度に設定されていて、終盤はマルチで攻略していく人も多い。この記事を読んでリリンクに興味を持ってくれた方は、誰か友達を誘って初めてみるのもいいかも。シナリオクリア後のクエストを友達と通話しながら遊ぶと、めっちゃ楽しいから、マジで。「このボスつよすぎ~」とか「このキャラ楽しいからおすすめだよ」とか、なんか小学生の頃に家に集まってモンハンしたりスマブラしてたあの感じ。こんなふうにマルチプレイを通じて、プレイ体験を他者と共有できるのはこのゲームの大きな魅力だと思う。
ストーリー
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ストーリーモードではバトルの基本システムに慣れながら、グラブルの世界観を舞台に15時間程度のシナリオを楽しめる。このシナリオが短すぎず長すぎず、変に間延びしなくてちょうどいい。カットシーンもなかなかクオリティが高くて(キャラのグラフィックの感じは原作絵を意識してるらしい)USJのアトラクションみたいなド迫力の映像で冒険を盛り上げてくれる。ストーリーに関しては原作をプレイしてない人への配慮がしっかりなされてて、そもそもストーリーが定番な展開ながらもド派手に進んでいくし、この世界特有の用語などは会話中にいつでも確認できるようになっている。
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マジでなんというか、”グラブルに興味ある人も、ぶっちゃけアクションRPG部分だけ興味ある人も楽しめる”ように作られてる。
・いつでも開ける用語集(別に見なくてもいい)
・ムービーや会話はスキップ可能、しかも内容を要約して教えてくれる。
・キャラの掘り下げはメインストーリーではほぼしない。その代わりキャラ別にフルボイスのサイドストーリーが用意されてて、それを読むとステータスアップ。(もちろんささっと読み飛ばしてもいい)
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というふうに「別に今は興味なかったら最低限しか見なくていいし、興味あるならここにしっかり用意しとくから!」というスタンスをゲーム全体から感じる。個人的にはこの”あくまでプレイヤーの主体性に任せる”システムがすごーーく刺さった。アクションRPGとしてのこのゲームを楽しみたい人も、原作を知らない人も、原作ファンも自分の楽しみたいように楽しめるのがこのゲームのストーリーモードの最大の魅力だ。
まとめ
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アクション
素直にアクションとしての出来が非常に高くて、キャラを動かしていることが純粋に楽しいと思えるゲームに仕上がっている。アクションゲームとしてのクオリティの高さと、グラブルIPそのものの魅力が融合して、”今まであった良いもの”と”グラブルらしさ”が合わさった、プレイ体験に優れたゲームでもある。そういった優れたプレイ体験を、マルチプレイを通して他者と共有できるのも大きな魅力。
ストーリー
原作を知らない人を置いてけぼりにしない配慮がしっかりとなされている。加えてムービーをスキップした際大体の内容を教えてくれる機能や、キャラの掘り下げを完全にサイドイベント化していて”その人のペースで楽しめる”ように作られている。
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俺はゼーガ・グランデ空域でみんなのことを待っているぜ。
購入の際の注意点
・いわゆるオープンワールドではない。ストーリーに沿って一本道で進んでいくタイプのゲームで、それらのフィールドを利用する形でクリア後のクエストが展開されていく。
・現在PS4、PS5、Steamにて8778円(税込)発売されている。
・PS版は原作ゲームで使える特典がつく。steamはなし。
・PS4・PS5間のクロスプレイは可能だけど、PSとsteam間は不可能。
・steamはsteam版とのみマルチ可能。
・steam版の人は一応必要スペックだけ確認したほうがいいかも?ゲーミングPCなら基本大丈夫だとは思う。