彼との4年半を終わらせてきました。
今でも大好きだし、多分生涯これ以上好きになれる人は現れないと思う。
それでも覚悟を決めて離れることにした。
あんなに彼に執着していたわたしが離れようと思うほどには、今の彼は理解できないところが多すぎて。
お別れすることにした決定的な理由は、ほとんど連絡が取れないことと、何回も約束を破られたこと。
9月、わたしの家族に命の危機があって、家族間では連絡をすぐに取り合えるという事実に本当にホッとした。
一方彼とはまともに連絡を取れていなかった。
忙しいと聞いていたからずっと遠慮していたけど、緊急事態なので伝えることに。
でも電話に出てくれない、折り返してくれない、時間をあけてかけても通話中、返事はきても「ごめん、また電話しよう」って先延ばし、わたしは遠慮してるのに他の人とは出かける、電話の約束した日も深夜まで遊びに出かけていて、必ず電話するって言ってたのに結局終電になって寝落ちしたらしく連絡がつかなかったり、電話する時間を5分も取ってくれない。3連休が2回もあったのにスルーされて、まともに話せないまま一ヶ月近くが経ったから、もういいやってなった。
普通こんなことされたら、わたしのこと嫌いなのかな?って思うよね。いつもこういうのがしんどかった。
ああ、この人は、もし家族になったとしても、わたしや子どもに危機が訪れたとしても、こうやって連絡がつかなくて不安にさせられることがあるんだろうなと思うと、諦めがついた。
・報連相ができない。
・連絡がつかない。
・時間を守れない。
・約束を守れない。
これらにどうしても耐えられなかった。
もう疲れちゃった。
これは彼の病気みたいなもので、わたしに対してだけではないらしい。
「上司も友だちも◯◯も、平等に無視してしまってる…」みたいなこと言ってた。
遊ぶときは9割遅刻、LINEは返って来ないのがデフォルト。
良くないってわかってるのに、どうしてもなおせないんだって。
本当に自分を変えたくない頑固な人。
でも会って話すといい奴だから、なぜだかみんな許してしまう。
それじゃあだめだよ。
相手の気持ちを考える行動より、自分の怠惰が勝ってしまってる状況ってことでしょ。
もう大人なのに。
わたしにだけじゃなく、仕事でも予定を共有できていないんだと。
件数はあげられるけど、報連相のできなさが原因で常に怒られてるらしくて、もう救いようがない。
人に心配かけないようにとか、人に迷惑かけないようにとか、人が不安にならないように先回りして伝えるということが、壊滅的にできない人だった。
忙しいのはわかってる。
でもわたしの周りにいる人はどんなに忙しくても、用があるときは連絡取れる。
気持ちの問題だよなぁと悲しくなる。
色々あったけどこんなに長い時間一緒にいるんだから、もう少しわたしのために時間使ってくれてもよかったのにな。
"親しき仲にも礼儀あり"じゃない?
会ったら、好かれてるなって今も思う。
わたしだって好きだよ。
デートしてる間は、一緒にいるだけで、人生で感じてきたいろんなたのしいことの中でダントツ一番たのしいと思ってしまうぐらいたのしい。
でも近くに住んでるのに簡単には連絡がつかなくて、時間や約束を守れない人とは、わたしが精神的に健康に付き合っていくのは無理なんだと、4年半経ってやっと気づいた。
前に一度別れたときなんて、今に比べたら全然たいしたことなかった。(気になる方は過去記事参照してください…!)
でもあのときはわたしがまだ未練たらたらで、彼自身が「まだ変われてないから戻らない方がいい」って言ってたのに、結局わたしが「そのままでいいから!」って言っちゃって、復縁する運びになった。どう考えてもわたしが悪い。
あの頃から特に何も変わってないんだ。
わたしの目が覚めただけ。
もう会ったときだけ甘い彼氏に振り回されるのはごめんだ。
自分が彼を信じて我慢すればいいだけだと思っていたけど、間違ってた。
わたしみたいに無駄に真面目な人間は、時間にルーズな人と付き合うのは無理なんだ。
アラサーだし、安心が欲しいフェーズにいる。
家族になれる人を探さないと。
自分の家族みたいに、いつでも連絡がついて、「わたしってすごく愛されてるな」って感じさせてくれる人じゃないと。
彼も最初の2年はがんばってくれてたんだけどね!(笑)
彼は、「俺こんなんだけど、〇〇のことちゃんと好きだったよ」って言ってた。
それはわかるよ、ありがとう。
でも今のあなたは、間違いなく自分自身の方が好きなんだと思うよ。
この4年半、わたしができることは恐らく全部やった。
悔い無し。
最初の頃はわがままさせてもらったし、途中はずっと疲れるまでいい彼女を演じ続けてみたし、最後の方はちょうどいい塩梅で自分らしく過ごしてみた。
本来ならいろんな人と付き合って成長していくんだろうけど、同じ人で何度も試せたのはありがたかったな。
その結果、どうがんばっても彼と付き合っていて安心はできないという結論に達した。
別れる心の準備は毎日していたし、なんなら付き合ってるのか怪しいぐらい日々に彼がいなかったし、今は全然平気。
円満に話せたし、彼も泣いてくれてたし、でも変わる気はないみたいだし、これでおしまい。
「俺は人と付き合ったらだめな人間なんだと思う…」って言ってた。確かにそうかも。
わたしの友だちや家族は、「そんな人やめとけ!」って前からずっと言ってた。
それでも彼のいいところを思い出しては「だって好きだしな…」って目を逸らし続けてきたけど、いい加減わたしが現実を見てしまった。
わたしの方が年齢が2つ上だからね。
彼はわたしを失ったぐらいで変われないのはわかってるけど、もう少し人並みに自分をコントロールできるようになってほしいな。
彼にこだわり続けていたけど、わたしの青春はここで終わり。
もちろん今でもふと泣きそうになるときはあるけど、戻ったところで苦しかったり、理不尽だったり、なんで…!?って思うことが多すぎてもっとつらいに決まってるから、今戻ることは絶対にない。
noteで1年間散々書いてきたように、彼のことが本当に好きだったし、ここまで好きになれる人に出会えたことがわたしの何よりの幸せ。
連絡先なんて消せないわたしだから(これもまわりの人に怒られる(笑))、先日のわたしの誕生日に彼から来たおめでとうメッセージにはあっさり返事しちゃった。電話で少し話したりもした。
彼にとっての最強の理解者でいられるのは全然嬉しいんだよね。
でも、これから恋人に選ぶ人は、彼に対しての狂ったような底なし沼の恋愛感情を持てるような人より、遠慮なく連絡が取れて安心と愛をくれる、おだやかな人だと思う。
今までありがとう。
お互いにとっての最強の"元彼" "元カノ"になれたんじゃないかなと思って、誇らしいよ。
思い出いっぱい。
わたしの初めての彼氏になってくれてありがとう。
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