会社員をやめる年のクリスマスイブの勤務~「クリスマスイブは、大人の女性がいいか」問題も
年末で、35年余りの会社員生活を終える。年始からは個人事業主となる。
あまり実感がなく、月日のみ過ぎていった感じ。3月から在宅勤務が中心だったことが大きい。在宅勤務でも有給休暇はあるのだが、業務の連絡が来ると応じることが多いし。
休暇の際の最大の喜びの一つであった「通勤しなくていい」という行動(というか非行動)が在宅勤務のときは、当たり前になってしまった。
それに自分は、自宅より会社のほうが業務効率が明らかに上がるのである。受験でも図書館のほうが効率が上がっていたし。
12月24日9時45分出勤。クリスマスイブであるが、ロマンティックな感慨とは無縁である。10時WEB会議。2時間。
終えてすぐ打ち合わせ。15分。思わしい結果ではないがしょうがないか。
14時頃、遅めのランチで讃岐うどん。書店で本を2冊。在宅勤務になってからの本屋は空いている。
15時過ぎ、自席に戻り作業。22時近くまで。居酒屋の弁当をテイクアウトで。クリスマスデートっぽいカップルがちらほら。自分は、独身の時、それほどクリスマスを意識したことはなく、少し年下の女性から「クリスマスに予定がなければ、みんなで鍋パーティをするんですけど、来ませんか?」と言われたときくらいしかない。この会話はよく覚えていて、パーティに行ったことも間違いないのだが、なぜか全く記憶にないのは不思議である。このとき、クリスマスに予定がないのははずかしいことなのか、と感じたのであった。彼女は、自分のことを「いつも颯爽とされていますね」などと褒めてくれるので、好意があった気もするが、デートはしていない。取引先だったことを気にしたか、ほかにだれかと付き合っていた時期だったか、よく覚えていない。
実はもう1回、クリスマスデートがあって、2泊3日で岡山、香川へ旅行をしたことがある。香川の金刀比羅宮へ行き、総社市に泊まった。32歳ころだったのではないだろうか。六本木のクラブでバイトとして歌い手をしている方だったが、この時はすでにケンカをしていて話すのも嫌だった。でもクリスマスの予定をキャンセルするのはひどいということで、それもそうだなと思って、一緒に旅行した。表面的には仲良く。この後も何度か電話をくれたが、この旅行を最後にお別れすることとした。
自分は交際相手と旅行をするといことはそれほどなく、ほかに2回だっと思う。1回は福島県会津地方。平日で自分が先にホテルに入って、彼女が合流した。
「今日、郡山へ向かう新幹線の車内販売でビール頼んじゃった」というので、「えー、大人の女じゃないか」とからかうと、「私も、頼みながら、そう思った!」と嬉しそうに話す。
彼女は、最初はあまりアルコールは口にしなかった。自分は飲むが、相手に飲ませようとしたことはない。楽しく話すことができればいいだけで、無理して飲むほどのこともない。ただ、彼女も夜のデートでは、お酒を付き合おうという意識はあったのかもしれない。
自分は大人の女性が好きだった時期があり、20代の時に9歳上の方と交際したこともある。ただ、現実に付き合っている女性を自分の好みの型にはめようとは思わない(渡辺淳一さんの恋愛小説では、若い女性を自分が思う理想の女性に仕立てようとするストーリーのものがあった。やがて成長した女性に捨てられることになる)
そう仕向けようとしたことは絶対にないと思うのだが、夜にバーで飲んでいるときに、彼女が赤くマニキュアを塗った爪を見せ、「会社で、最近急に大人びてきたなって言われる」と自分に話した。確かに彼女は最初はマニキュアは付けていなかったように思うし、子供っぽさも残していたかもしれない。彼女が大人の女性のように装っているときの自分の反応がいいということなのだろうか。
彼女は23歳で、バーで飲んでいるときなどにときどき「もう遅いから、帰る? 明日、学校に遅れるよ・・あっ会社ね」と言って顔を赤らめたり、最初に彼女の家で泊まるときに、コンビニに出かけて歯ブラシを選んでいるときに、にこにこしながら「おかしも買っていく? 」と話しかけてきたり、修学旅行のような気分だったのだろうか。かわいいとは思うが、大人の女性という感じではなかった。
もう一度は夏の終わりの十勝川温泉のドライブでのモール温泉。
25日の日録も書こうとしたが、クリスマスイブの記述から大幅に脱線したのでこの辺で。以前、関西であるホームページにブログを2年間連載していたことがあり、反応が良いことからプライベートの記述も交えたりしていたが、さすがに上記のようなことを書いていては失脚したことは間違いないので、今回初めて書くことができた。
#会社員生活 #クリスマスイブ #クリスマスデート #讃岐うどん #福島県 #会津 #岡山県 #香川県 #金刀比羅宮 #総社市 #北海道 #十勝 #十勝地方
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?