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交流戦の終わり

この記事は以下の記事のパロディです。

開幕してから早2か月半。開幕した頃は下馬評を覆す好調ぶりでウキウキ気分だったが、交流戦突入後は負け続けている。交流戦終了時点で、負け越しは2。交流戦の18戦を除けば勝率5割4分3厘だったのだから、そんな感じがするのも当然だ。ましてやオリックス相手に3連敗。明るい感じにはなれない。

振り返ると、今年も昨年同様、ぱっとする選手がいない。先発では遠藤、床田あたりは頑張っている。大瀬良、森下、九里も良く投げているのだが、勝ちきれない試合が多い。いかんせん、中継ぎがいない。8回に逆転されるシーンを何度見たことか。7回まで先発が頑張っても、9回に絶対的守護神・栗林がいても、8回で打たれたら勝てないのである。

先発陣が長いイニングを投げてくれているのに、成績が悪い。中継ぎ島内さんの150km/hを超えるストレート(!)。150km/h近いストレートを投げる投手とは思えない不安定さだ。先日も途中までテレビ観戦していたが、あのストレートはなぜか弾き返される。球速に加えて球質も高ければ、今のカープはもうちょっと上にいるのに、と言いたくなる。

打線も宇草、大盛、中村奨成といった選手はまだまだこれからだが、野間は一軍に上がってきてから調子が良い。カープは伝統的にホームランが少ない(今年は特に)ので打線が命。交流戦前までは、つながる打線が魅力だったのに、パリーグの投手相手にはいまいちだった。足を使った野球をしているかといえばそうでもなく、盗塁数も多くない。小粒だがピリリと辛い、そんな感じの打線は私も好きだが、マクブルームくらいしか一発が期待できない打線は少々もの足りない。

出場している選手は大して変わり映えもせず、停滞期といった感はあるものの、その中でセリーグ3位とまずまずのところにはいる。ここ数年の弱体化によって多少のファン離れもあり、三連覇時に比べればチケットもとりやすくなった。今後勝てない時期は続くかもしれないが、まったりゆっくり待とう。こちとら、優勝するまでに25年待った生粋のカープファンなのだ。いつの日かまた、2016-2018年のような盛り上がりがくることを信じて。

↓原作


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