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建築士ってなに?
自分がやりたいことがない、なにが向いているのかわからないと思っていませんか?
まずは色々な仕事がどういうものかを知ってみてはどうでしょうか。
今回は「建築士」について詳しく書いていこうと思います。
すべての建物には『建築士』が関わっている!
皆さんの周りにある学校、病院やビルなどのすべての建物には『建築士』が関わっています。
建築士は、建物の設計、指揮や監督などを主にやっています。
1.設計
設計にはたくさんの種類があります。
構造設計・意匠設計・設備設計などがあります。
<構造設計>
建物の安全性を確保する
<意匠設計>
建築のデザイン、間取りを計画
<設備設計>
空調や音響などの計画
2.指揮・監督
計画した通りに工事が進んでいるかの確認や工事がスムーズに進んでいるかなどを管理
建築士の資格
建築士になるためには資格が必要です。
1級建築士.2級建築士.木造建築士の3つがあります。
それぞれ取り扱える建築物が違います。
「1級建築士」
大きさなどに制限なくできる最強の資格
「2級建築士」
延べ面積300㎡以下、高さ13mかつ軒高9m以下の建築物の設計・工事監理など
「木造建築士」
延べ面積300㎡以下、2階建て以下の木造建築物の設計・工事監理など
1級建築士になるには?
<1級建築士試験>
・学科試験
・設計製図 合格率 1割
+実務経験 (2級 2割)
なるには.....
1つ目
普通高校卒業...実務経験7年
-->2級合格-->1級の受験資格ゲット
--->合格後2級での実務経験が4年以上あれば1級建築士に
2つ目
4年制大学の建築科卒業
--->1級建築士の受験資格ゲット
--->2年の実務経験で1級建築士に
平均年収
2級建築士...350-500万円
1級建築士...700-800万円
中には1000万円以上も!
さらにその上が!!
ここまで1.2級建築士について説明していきましたがまだあまり知られていない1級より上の資格があるんです!
・構造設計1級建築士
・設備設計1級建築士
この2つは1級の中で専門分野をしっかり学んで実務経験した者がなれる。難易度がめっちゃ高い国家資格。
なるには?
まずこの二つは1級建築士でなければなりません。1級建築士として、5年以上構造設計-設備設計に従事してテストに合格すればなれる。
1級建築士との違いは?
1級建築士としての仕事はあまり変わりません。違うとすれば大規模な建築物においての確認などをします。構造設計-設備設計1級建築士が関与なしでは設計を完了することはできなくなります。
平均年収
700-1000万円
建築士に向いている人は?
・デザイン性があってセンスがいい
・イメージが得意な人
・根気がある人
建物のデザインは大切です。デザインにはセンスが重要です。イメージが得意だと空間把握ができます。細かな作業が多く、何回も考えていかなくてはなりません。
やりがい
なにもないところに自分で考えて作った建築物ができる。これは建築士にしか味わえないでしょう。そこで自分が生活したり、子供たちがワイワイ遊びながら何十年、何百年と使われていきます。自分が生まれ育った場所を豊かにできたりすることもやりがいを感じることができます。
このように建築士にしか味わえないやりがいがたくさんあります。
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