自分達の住む場所に国境はない

週末に、 家族小旅行。伊豆 下田。白浜。


白浜は、本当に白い砂で美しいです。
穏やかな場所、穏和な空気の所へ家族で 滞在していると、ふらりと、色々な事を考えます。

その中の一つが、
“家族と何処でどのように 住むか” です。

色々なライフスタイルが、あると思います。

私は、いま自分の住んでいる 都心の場所が好きなので、そこに、ずっと居たいという気持ちですが、

裸足で自然の中を走り回ったり、
虫取りに夢中になったり、木陰でのんびりしている 子供の姿を見ると、

“そんな毎日も素敵だなぁ”

都会じゃ無理だもんな…と、比べて思ってしまいます。

子供の誕生を機に 都心から、やや離れた 自然のある場所へ、移住してゆく、友人達も 実際多くあります。

それ以外にも、

私の姉は フランス語はおろか、英語も微妙なのに、30半ばで、パリで 自分の店を開いて、生活をすることを、選びました。

友人は、異国の方と結婚してスペインへ。
従姉妹も結婚を期に ハワイへ。
友人は、仕事で中国へ。
…そのほか、ニューヨーク、アイダホ、フィラデルフィア、ドイツ、 沖縄、伊良部島、金沢、鹿児島県…。

海を見ていると、各地へ 移住していった 友人達の顔が浮かびます。

『皆さん オゲンキデスカ?。』

同時に

“そうだ 私達は いつでも、何処へでも行けるのだ 選ぶ事ができるのだ”

と、思います。

同じ場所に、居なければならない理由はないのです。

“じゃ、どこに住みたい?どんなライフスタイルがいい?”

と、問われたら、どう答えるでしょうか。

自分は、未来 何をどう選択して、どこに住んでいるのだろう。。。



どこかに繋がっている海を見ていると、そんな事ばかり、1人で考えてしまいます。

とはいえ、そう考える片隅で
“何処へでも、行けるのだけど、環境が変わることが、年々、億劫になっている自分” の 気持ちも、知っています。

今から、知らない土地なんて。言葉が通じない土地なんて。不便な場所なんて。危ない場所なんて。なんて、なんて、なんて…。


自由な気持ちと、現実の気持ち両方を 静かに反芻しています。


お母さんは、君達を見ているようで、
全く違う事を考えているんだよ。


私にとって、旅は 余計な事を考える時間なのかもしれません…。


大した事でもない、しかも答えの出ない事を、1人で、考えるには こういう隙間の時間が一番です。


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