超知能ChatGPT(LLM)との付き合い方。何も考えられないカカシにはならないで!
問題提起
メディア依存
こんにちは。
chat GPTやBirdをはじめとするLLMに恵まれた、幸か不幸か便利な時代になりましたね。
便利そうだから使ってみよう!会社が何の方針もなく、DX!導入します!といわれたから、何の心構えもなく、あなたは、使い始めていませんか。
LLMも情報媒体(メディア)の一種です。
メディアには、雑誌、新聞、TV、SNS,Youtube、検索エンジン、LLM(主にGPT)といったものがあります。
本音を言うと、私自身を客観的に見てみると、既にこれらメディアに自立思考能力・原因を知る心(恩)を奪われ始めていることに気づきました。
なぜならば、メディアを多用した時期=情報過多となった時期から自分の心からでる言葉の量や、好きなことへの意欲が減っていったからです。
図を用いて説明します。
私の意識に、「メディアの意見・見解」という外からの情報を仕入れ、侵入された、とあえて表現します。
「私の意見・見解自立思考力」の部分を何らかの形で強化するのを怠っていたので、、やがて、以下の図のように包み込まれ、乗っ取られてしまっていたのではないか、と推察しました。
いわゆるメディア依存がLLMを多用することにより私の中で加速しているのではないか、と推測しました。
これが進行すると、どうなるか、危険性をシミュレーションしてみました。
自他の意見・見解の境界がなくなる ⇒メディアを妄信する。
疑う心が消える ⇒何も質問できなくなる
正誤の判断能力が消える。 ⇒緊急事態への対応が不可能となりかかし同然になる。
当事者意識が減る。 ⇒やがてなくなり、炎上・事故が発生し、しかし自身は対岸の火事を眺めるような気持ちで何もしないかかしとなり、大惨事につながる。
やばいと感じました。恐ろしい事態になりそうですね。。。。。。。。。。
もし、これを放置したらやがて誤りに気づける人がいなくなり、カカシだらけとなって、至る所で大惨事・大事故が起きそうですよね。
一番怖いのは、最終的に、脳が生ける屍になってしまう可能性があることです。人間の脳は使わない機能を自動的に忘却やアンラーン(反学習)してしまうごみ処理機能を持っています。LLMへ依存を続けると考える必要がないため、意思決定・自立思考能力がやがてなくなってしまいます。そうなった人間はもはや屍同然ですよね。
解決策
自他の区別
では、もしこれがすでに私やあなたの脳に起き始めているとするならば、どうすればよいのか。
私は、「自他の区別」を応用し、メディア(LLMを含む)を「1人の人間」相当に扱ってあげてて、自他の区別を、意識的にすればよいのではないか。と考えました。
心がけるべきところ
メディア依存せず、対等な立場であること
「思い技術文化学問」の「原理原則道理エビデンス」を根拠としているかをチェックすること
自己研鑽・自己学習を怠らないこと。
ライフスタイル面では何かしたほうが良いことがある?
依存を脱却し、疑いの心を持つには、自身の心がそもそもメディアから離れる時間を設けなくてはなりません。
具体的には、以下の時間を自主的に作ってバランスを保つのがよいと考えました。
オフラインになり自我を戻す時間
オンラインになり効率的に自我を表面化=自己表現させる時間
1.の時間では、📺📱🖥を見ないで、歩いたり、自転車をこいだりと外に出て、記事の内容を📃に書き綴ったりと、外に出てアナログな生活=デジタルデトックスを始めました。
それをしている間は、自然と以下のことが心に浮かぶようになりました。
本音を言うとこう思っていたなぁ。
あの人はこう言っていたのに、おれはこう思ったりしていたなぁ。
だからどうしたいんだろう、おれは。
ならば、これだけは押さえておこう。
こういう人間的な、ウェットな自我の心を育てるために、本物の太陽の光を浴びましょう。
2.は何らかの自己表現をする時間です。
私の場合は記事を執筆することですが、あなたは何が自己表現となるでしょうか?これは個人個人で異なるので、あなたの一番したい自己表現をすることをお勧めします。
LLMはどういうケースで使うのがいいの?
人間1人や2人では解決が難しい以下のことに対して使うのが良いと考えます。
煮詰まり解決
技術負債の解決
ブレインストーミングの一員として参加
ファシリテーター役をやってもらう。
酷な内容の処理
機械的な作業
最後に
メディア依存せず、対等な立場であること
強力なメディアであるLLMを使う以上は、自他を区別し、カカシにはならない、と強く自身の心に誓った上で、対等に向き合ってご活用ください。
「思い技術文化学問」の「原理原則道理エビデンス」を根拠としているかをチェックすること
便利な力ほど、疑って出力をチェックしてください。
便利な力を使う以上は、それ相応の大きな責任が伴います。皆を危険な間違った方向へ導かない責務が発生します。
(ノブレス・オブリージュ=大きな地位・力には義務が伴う。)また、LLMはその強力な推論能力があるゆえに、エンジニア職やコンサル業やサービス業の職人さんなどをハルシネーションによりその人達の仕事を邪魔したり傷つけたり貶めたりする可能性を持っています。だからこそ、その人たちの思い・学問・技術・文化の原理原則と合っているかを必ず照らし合わせ、正しく伝え、その人達をむしろ助ける!という熱い熱量を持ちつづけることが、我々LLMを使う者達の世代へ課せられた責務・使命なのかもしれないですね。
自己研鑽・自己学習を怠らないこと
人間の脳は使わない機能を自動的に忘却やアンラーン(反学習)してしまいます。自分の興味のあることは、死ぬまで楽しく勉強していきましょう。
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