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なし群像劇としてみる「進撃の巨人」。人間としての成長をキャラクターごとにみてみましょう。【アニメ派の人向けのネタバレなし】


物語というものは、主人公が成長過程を描くものです。
特に青春群像劇と言われる作品の魅力は、主人公だけでなく周囲の人間も成長し、ドラマに深みが生まれるところ。

進撃の巨人も青春群像劇なんですよね。
ただ、驚異的なのが、主要なキャラクター30名くらいが全員、物語のなかで成長を遂げていること。
これは「驚異の子」ならぬ「驚異の作品」です。普通、そんな面倒なことしない。ジークさん、いや諌山さんのキャラへの愛情ぱねぇっす。

というわけで、キャラクターごとに成長している部分をみていきましょう。

まず、アルミン。

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(アルミンってこんなかんじだっけ?)

メインキャラでの成長の筆頭株です。
彼は素晴らしいアイデアを持ちつつも優しい性格が邪魔をして決断が鈍ることがありましたよね。
それはストーリー序盤でよく言っていた
「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと…大事なものを捨てることができる人だ」
のセリフに象徴されます。
本人の優しさによって打ち消されていた"決断力"が、ピクシスやエルヴィンの振る舞いを見ることにより退路を決断ができる人間へと成長をした。 

でも、他人に苦を強いるのは苦手そう。大きい組織のリーダーよりもやっぱりNo.2の参謀とか、特任チームみたいな小規模チームのリーダー向きだと思います。


ジャン
訓練兵時代には、自分が気に入らないことにはすぐに文句をいっていたり(主にミカサ関連だけど。笑)、結構ウジウジした性格であった。
マルコの言葉と死をきっかけに、すこし引いて状況を見ることができるようになる。
なんか、ガンダムのカイ・シデンと重なるんですよね。マルコの存在がミハルとも重なるし。。

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サシャブラウス
どこかの村で子どもを助けた時、
自分が引け目に感じている部分(方言など)を、気にせず一歩前にすすむことができましたね。

コニー
これはまだ放映前なので、ぼやかします。
過去よりも未来に目を向けることができた。おかえり!


ベルトルト
自分の意見を言わない、前に立つことから逃げる腰巾着野郎な性格を克服。 シガンシナ区の決戦では、覚悟を決める1人でができた。
関係ないですが、腰巾着という文字を見ると、頭のなかにふんどしが浮かびます。なんででしょう。。。

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ただ、最後まで洗脳はとけてなかったようです。ヤバい。


アニ
戦士の訓練時代に虫を踏み潰していたことに象徴されるように、全ての命を軽く捉えている節があったが、自分にも大切な命があることに気づけた。

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リヴァイやハンジなどの後編は、またあらためて。

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