聖地セドナの限界線の先にあるもの
自分の中に超えねばならないものがあるとき
人は自然に旅に出るのだろう。
歩めなくなったその先が限界線なら
人はそこで何をつかむのか?
アリゾナ、セドナの聖地は、寒暖の差の激しい砂漠だった。
ナバホ族は、限界線の向こう側からエネルギーを受け取ったに違いあるまい。
それにしても、聖なる民はなぜいつも迫害されなければならないのか。
限界線の向う側にしか本当の故郷はない。
カナダからセドナに入る直前、電子申告のミスで、入国拒否というアクシデントがあった。
刻々と、搭乗時刻が迫る。
命懸けの誠意が道を開いてくれた。
O.K.,you go!,thank-you!
続く、アンテロープキャニオン。
ほんの数秒だけ、奇跡のような美しい光線が降りる、という。
それは、見れるのか?
さあな、行って見なければわからないさ。
その奇跡のような美しい光線の写真をどうぞ!
最後は、極寒のカナディアンロッキー徒歩登坂。
植物にも「限界線」があった、2300m。
君の心に、やる気がほとばしるなら、君の前に不可能はない!
2017年6月2日 五島秀一