激プッシュしたいヒップホップバンド
バンド名で既にセンスや雰囲気を漂わせてきやがるヒップホップバンドをご紹介。彼らの1st EPの1曲目の収録曲です。
流線Kグルーヴ/KAMISORI
"俺はbeatを三流の言葉でぶん殴る
跳ね返るグルーヴは俺らの収穫"
バンドのラップボーカル[HYDRO]の歌詞。これ、筆者である僕がラップをしているから響いたのもありますが、ビートに合わせてラップする行為を、ラッパーによって色んな感じ方をしていて、その各自の体感は様々な言い回しで歌われてきたと思います。ビートに乗る・ビートに溶け込むようにラップする・ビートに寝そべる・ビートに逆らわず流れるように歌う・とかとか。。(ちなみに僕はビートに逆らわず音を聞いて気持ち良い音の隙間や音の上に言葉をお邪魔しま〜すって感じで歌ってます)
"beatを三流の言葉でぶん殴る"という音に対する真っ向勝負な態度。そしてそれによって得る、生まれるグルーヴが”俺らの収穫"という歌詞。記事の冒頭でも言ったように「グルーヴ」という名をバンド名に入れてセンスを漂わせつつ、でもそれ故にハードルもあげていますが、こんな表現から導入されたらもうこの時点で納得が行きます。「三流の言葉でも良いの?一流の方が良くない?」と思う人も知るかもしれませんが、ヒップホップの持ち合わせるアンダーグラウンドな「なにくそ根性」マインドをくすぐる、ヒップホップ的には実は一流のフレーズだなと僕は思います。このマインドを肯定してくれるヒップホップに救われているヒップホップファンはたくさんいるんじゃないかと思います。少なくとも僕はそういうところに救われています。
今日で7日目の投稿でした。次回以降は別のテーマで感動した歌詞について書いて行きます。日々精進して行きますので、よろしくお願いいたします!!
〜筆者プロフィール〜
Gacchi(ガッチ)
1991年生まれ。吉祥寺を中心に活動するシンガー
日々の中で感じる”なんとなくいい”瞬間を聴き取りやすいラップと
思わず口ずさみたくなるメロディーで発信中
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