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【個展 2024】「記憶はモノに宿る」個展『万影集編纂計畫』のご案内@さいたま市南浦和


2024.9/4(水)-9/16(月・祝)南浦和にあるマンゴーと珈琲が美味しい「カフェ・ギャラリーコトコト」で、『万影集編纂計畫(まんえいしゅう へんさんけいかく)』を開催します。

 本展覧会は、『記憶はモノに宿る』をキーワードに、「万影集編纂日」にご来場いただいた方が誰でも、カフェでのひとときに、太陽光と感光紙を使い制作する青写真(カメラを使わないフォトグラムの技法)で「大切なもの」や「記憶の品」を撮影できます。その作品を「万葉集」にちなんで「万影集」として未来に届けるプロジェクトです。

 展示作品の一例。作品サイズはA4サイズ。その日の太陽光の強さ等で様々な青写真が仕上がります。撮影したモチーフについてのエピソードと共に、「万影集」として記録します。

万影集編纂計画 No.17
万影集編纂計画 No.16

 制作は、感光紙の上にものを置いて約10分間太陽光に当てるだけ。その間、青いお茶「バタフライピー」を提供しますのでゆっくりお茶を飲みながら影が感光紙に焼きつく「待つ」時間をお愉しみ下さい。

青いお茶「バタフライピー」を飲みながら青写真の露光を待ちます。
青いお茶「バタフライピー」について


 「万葉集」は、日本に現存する最古の和歌集。7世紀前半から759年(天平宝字3年)までの約130年間の天皇、貴族から下級官人、防人(防人の歌)、大道芸人、農民、東国民謡(東歌)

など、さまざまな身分の人々が詠んだ歌が約 4500 首が収録されています。

 その万葉集にちなんで、「万影集」では、太陽光による青写真によって、様々な地域で出会った人たちのモノに宿る記憶を残していきます。目標は4500影。約130年をかけて編纂していくプロジェクトをイメージしながら、未来の人たちがその時代の感性を瑞々しく感じられる一助となることを願います。

○展覧会会期:2024年9/4(水)-9/16(月・祝)10:00-18:00

○休業日:9/9(月)〜9/12(木)

○オープニングレセプション:9/7(土)18:00-20:00

○万影集編纂日:9/4(水)・9/7(土)・9/13(金)・9/15(日)・9/16(月)いずれも13:00-15:00

ご自身の「大切なもの」・「記憶の品」を持参の上ご参加ください。(制作時間約30分〜・参加費:1000円 青いお茶付き)

○会場:STAND COFFEE コトコト gallery- B

〒336-0018 さいたま市南区南本町2-7-12 

○お問い合わせ:TEL 070-4534-8652

○お願い:カフェギャラリーでの展覧会の為、お一人様につき1オーダーをお願いします。

ネットショップで販売している感光紙も店頭で販売します。

どうぞお気軽にご来場下さい。

○関連リンク

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Shunya.Asami NOTE
⚫︎写真作家・造形ワークショップデザイナー ・キュレーター・「時間」と「記憶」をテーマに制作。2012年〜ヒロシマの被爆樹木をフォトグラムで作品制作 ●中之条ビエンナーレ2019参加アーティスト ●さいたま国際芸術祭2020 市民プロジェクトコーディネーター