マンガは人生の教科書①~「GIANT KILLING」から学ぶ人材育成術~
皆さん、こんばんは
中橋 俊都(ナカハシ シュント)です。
皆さんはマンガ、読みますか?
僕は好きでよく読むのですが、マンガって人生の教訓になる要素がたくさん詰まっていますよね!!!
引き込まれるストーリー構成や魅力的なキャラクターはもちろん、胸を熱くする名シーンや名セリフも沢山あります。
僕はかなり影響を受けやすいタイプで、人生の教科書にしている作品がいくつかあるので、シリーズ化してお伝えできればとおもいます。
という訳で、第一弾は「GIANT KILLING」です。
GIANT KILLINGとは
GIANT KILLING(ジャイアント キリング)とは、2007年から「モーニング」にて連載が開始され現在も連載中のサッカーマンガです。2010年にはNHKにてアニメも放送されていました。
GIANT KILLINGは、スポーツマンガには珍しい、「監督が主人公」の物語で、主人公の達海 猛(タツミ タケシ)が現役時代に所属していた地元の弱小チームに監督として復帰し、優勝を目指す。というストーリーです。タイトルの「GIANT KILLING」は、日本語で「大番狂わせ」という意味で、本編でも数多くの大番狂わせが起こります。
GIANT KILLIGの魅力
GIANT KILLINGの魅力は、大きく分けて3つです。
①サッカーに詳しくなくても面白い
②様々なキャラクター目線で話が進んでいく
③人生において大事なものがたくさん詰まっている
①サッカーに詳しくなくても面白い
監督が主人公なので、「サッカーに詳しくないと楽しめない」と思われがちですが、そんなことはありません。サッカーの戦術がメインではなく、「何故その戦術を選んだのか」「何故この選手をスタメンで起用したのか」など、人間の心理的な部分にフォーカスしています。GIANT KILLINGは好きだけどサッカー日本代表の選手は誰も知らない!という友人も何人かいます。
②様々なキャラクター目線で話が進んでいく
作中で選手や監督はもちろん、サポーターやフロント、移籍代理人(エージェント)に新聞記事など、様々な立場のキャラクター目線でのシーンが描かれています。
キャラクターが大事にしている気持ちとそこに至った背景、他のキャラクターとの関係性が深く描かれているので、作品にまとまりがあって全体像が把握しやすいです。
③人生において大事なものがたくさん詰まっている
次項目でも取り上げますが、とにかく共感やなるほどね!となるメッセージが強いです。個人・チームの課題の乗り越え方や長所の活かし方など、1人の人間として大事なことに気づかされます。
GIANT KILLINGから学ぶ「人材育成術」
僕がGIANT KILLINGから学んだことは、自分で気付く重要性と一貫性です。
作中、特にストーリー序盤で主人公は、意図の分からない練習メニューやメンバー起用で、チーム関係者を困惑させました。結果も出なかったこともあり、多くの人からの反発を受けます。それでも、時間をかけてチームの根本的な課題を解決するために、選手に課題に気付かせるやり方を辞めません。次第に、選手が気付きはじめてから、徐々に上手くいき始めます。
主人公は、どんなに批判され、上手くいかなくても、目先の結果ではなく長期的に見て「強いチーム」の土台作りの為の一貫した育成方針は、どんな組織でも大事だと気づかされました。
最初は理解されなくても、徐々に周りが監督の意図や思い、自分の課題に気づき始めて信頼関係が強くなっていく姿は、まさに理想の指導者です。
まとめ
GIANT KILLINGは、「サッカー」というスポーツを通して人生の大事なことを教えてくれます。
上手くいかない時の乗り越え方や、上手くいっている時に見落としがちな大事なこと、強い組織にする為に必要な事など、沢山の学びや気づきがあります。特に、単行本の25-31巻あたりは、達海監督が現役時代に突然、海外移籍を決断した回想シーンや今何を想ってサッカー・選手と接しているのかが描かれており、とても感動します。
笑いあり、涙あり、学びありのGIANT KILLING、是非皆さんも見てみてください!
最後まで見ていただきありがとうございました。
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