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収入が上がっても生活コストは変えない

貧乏起業家からの成長

僕は25歳の時に海外から帰国して事業を起こしました。
このnoteでも何度も取り上げた通り当時は本当に貧乏で、皆に基地と呼ばれるような狭い家に住み、仕事の後にコンビニでアイスを買うか買わないかを毎回アイスの前で10分ほど迷ったりしていました。
友達のお誘いも結婚式のお誘いもたくさん断りました。
いろんな理由をつけて断っていたのですが、単純にお金がなく行けませんでした。
そこから6年以上が経って仕事も増え、会社も大きくなってきています(ここ一年は本当に厳しかったですが、、)。
有難いことに会社のメイン事業とは別の個人的な活動の収入(講演会やアドバイザーなど)だけでも生活に困ることがないくらいになりました。
さらに夫婦共働きでダブルインカムなので余裕があります。

生活コストを上げない

そんな僕が常に意識しているのが、生活コストを変えないことです。
一般的に収入が増えれば生活コストも上がっていくものですが、家賃や食費、洋服代など生活に関わるプライベートなお金(固定費)はできる限り変えないようにしています。
もちろん結婚前と結婚後で家は引っ越しましたが、プライベートの出費はほとんど変わっていません。
会食や視察など仕事で良いお店に行くことはありますが、プライベートでは基本的にお家で食べるかオリジン弁当ばかり食べています(オリジン弁当の唐揚げ弁当が大好物です)。
洋服も基本的に全身ユニクロです(広告に出るほどユニクロ大好き)で、ボロボロになるまで着ています。
プライベートの靴も一足しか持っていません(そこはケチるな。もっと買え!)。
なので、収入が上がっても特別固定費は上げていません。
変わったことといえば、コンビニで気にせずデザートが買えるようになったことくらい。
プライベートでお金を使わないので貯金は増えますが、その辺は勉強のために資産運用するくらいです(今勉強中)。

成長するものにはお金を使う

とはいえ、お金を全く使わないわけではありません。
前にも書きましたが、自分の成長に繋がるものには惜しみなく投資します。
具体的に言うと、本や旅行、人と会うことにかかる費用です。
そして、自分の時間を生み出してくれるものや快適にしてくれるものにも使います。
ここにお金をかけると成長につながり、収入も増えていきます。
つまり、浪費にはお金を使わず、投資にはお金を使うわけです。

どんなことがあっても生きていける

生活コストを上げなければ、何があっても生きていけます。
僕が起業家というのもありますが、今の時代は会社員でも何があるかわかりません。
大企業だと安心だと思ってる方もいると思いますが、大企業自体は守られても社員は守られないのは歴史が証明しています。
そんな時代の中で収入を安定させるのは簡単ではありません。
生活コストというのは一度上げてしまうと多くの場合下げるのが難しいです。
また、どんなに今収入が高くても使う金額が多ければ余裕は生まれません。
リストラや倒産などが起きたとき、一気に生活レベルを下げなければならず、精神的にも追い込まれることになります。
僕は15万円ほどしか給与がない時から、節約して毎月1〜2万円ほど貯金していました。
1万円の貯金に意味があるのかと思う方もいると思いますが、この積み重ねなんですね。
またお金に余裕がある人にお勧めなのが、生活コストは上げずに、投資にお金を使うことです。
投資というのは先ほど言った通り、株式投資というよりは自分の成長に繋がるもの、または自分が幸せになるものです。
生活コストさえ上げてなければ、何かピンチがあっても投資だけ一時的に止めればいいので、精神的には安定します。
僕でいうと、一時的に旅行ができなくなったり本が買えなくなっても問題ありません。
日本は今後さらに貧しくなります。
これはほぼ決定事項です。
そんな日本で生きるのであれば、出費のコントロールが重要です。
ぜひ一度自分の生活コストを見直して、いらないコストをカットしてみてください。
余裕ができて人生がもっと楽に楽しくなりますよ。

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