五輪銀メダリストから学ぶ姿勢〜体温がある思いやるのある人・企業へ〜
昨日自分の姿勢を見つめ直すこんなニュースを見つけました。
内容を簡潔にまとめると、
東京五輪銀メダリストが約4200万円という高額な手術費用で苦しむ赤ちゃんを救う(寄付する)ために自分のメダルを競売にかけた。
そして、無事メダルは落札された。
その後、落札した企業はメダルを選手に返却し。資金だけ支払うことを表明。
以下の記事に詳しく書かれていますが、8ヶ月の赤ちゃんと書かれているところと8歳児と書かれているところがあるなど翻訳がおかしいところがありまして、英文で読んだら8ヶ月の赤ちゃんが正しかったです。
このニュースを見て涙が出そうになりました。
この選手は自分が死ぬ気で取ったオリンピックのメダルを他人の命のために競売にかけ無事売れたことを喜んでいました。
コメントもカッコ良すぎます、、
NBCによると、同選手はユーロスポーツ・ポーランドに「メダルの本当の価値は、いつも心に残っている」と語り、オークションに出品した理由を次のように説明した。
「メダルはただの物ですが、他の人にとっては素晴らしい価値があります」
「クローゼットの中でホコリを集める代わりに、この銀メダルは人の命を救うことができるのです。だから私は、病気の子どもを救うために、オークションに出品しました」
HUFFPOSTから引用
そして、落札した企業もかっこよすぎますね!
落札して返却ですからね。正確には受け取らなかったとのことです。
落札したのはポーランドの小売りチェーン「ジャプカ」で、以下のようなコメントを出しています。
「オリンピック選手の美しく寛大な行動に、私たちは心を動かされました」「素晴らしい人間であることを示したマリアさんの手元に、銀メダルを残すことを決めました」
CNNの記事ではここまでしか書かれていないのですが、ハフィントンポストの記事にはもう1人(家族)とても重要な存在が書かれていました。
実は約4200万円の手術費用のうち半分はとある家族が寄付したということです。
その家族は、自分たちの子どもも手術が必要で費用を貯めていましたが、その子は手術を受ける前に亡くなってしまったというのです。
自分たちが悲しい中で、お金も寄付するって素晴らしいの一言で片付けられません。
登場人物全員がヒーローですね。
自分のことで手一杯になりがちですが、人は助け合って生きています。
自分の努力で上手くいったことだと思えることもよくよく考えてみると周りの人の助けがあってこそということばかりです。
人は1人では生きていけません。
自分だっていつ大きなピンチになるかわかりません。
そう考えると常日頃から自分のことだけでなく、もっと周りにできることはしっかりやっていくべきだと思いました。
個人としても企業としてもそういう体温を感じられる存在になりたいと思いました。
成功してからとか言い訳せずに今日からできることをやっていきます。