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1on1のコツ:頻度や準備

今回は1on1ミーティングの時間や準備についてまとめます。1on1の目的は「自分を大切にしてくれている」と思ってもらうこと。それにより定着率は上がり、改善提案も出てきて、リファラル採用も加速します。では具体的な方法を見ていきましょう。


1. 頻度

まずは頻度です。結論としては、毎月です。よく行われている頻度は、半年に1回や、四半期(3ヶ月)に1回です。しかしよく考えてみると、半年に1回実施しても、何もわかりませんよね。半年間で人も状況も大きく変わります。そのため、毎月行うことがおすすめです。半年に1回よりも、毎月の方がスタッフは「私を大切にしてくれている」と思ってくれます。

2. 時間

毎月と聞くと、そんな時間はない!という返事が必ずと言って良いほど返ってきます。それは30分や60分を想定しているからです。実は1on1は、10分で十分です。半年に1回60分よりも、月に1回10分で実施します。

3. 方法

では月に1回10分で設定して頂けました。では効果をさらに高めましょう。私を大切にしてくれていると思ってもらうために、どのように1on1をするのか。ただうんうんと頷くだけでも良いですが、それだけだと「適当に時間を過ごしている」「とりあえずこなしている」と思われる危険があります。そのためメモをとりましょう。メモを取れば、「自分の意見を残してくれる」と伝わります。

4. 準備

私を大切にしてくれているとは、自分のことを理解してくれている、です。そのためスタッフごとのカルテ(管理表、閻魔帳)を作成します。スタッフの氏名・誕生日・入社年・出身などのプロフィール・強み・弱み・気になることを管理します。1on1で得られた情報を「気になること」に追加して、1on1の前に必ず内容をチェックするようにします。
例えば3ヶ月前の1on1で、スタッフの祖母が入院した話題が出たとします。これを管理表に残しておいて、3ヶ月後の1on1で話題に出したらどうなるでしょうか。きっと「覚えていてくれたんだ」となります。こうやって、スタッフの心を掴んでいきましょう!

おわりに

いかがでしょうか?月1回10分、メモを取りながら行い、内容を管理表に残す。1on1の前に管理表を確認し、相手のプロファイルと気になることを頭に入れて、話題にする。これらを行い、相手が「話せて良かった」「また話したい」と思ってもらえるように促します。ぜひ、参考にされてください。


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