アフターコロナの過ごし方
コロナウイルスが一旦落ち着きを取り戻してきたことで、最近は都心に行くと多くの人を見かけるようになったと感じる。
街に活気が出てくることはいいことだし、あまりに気にし過ぎるのは経済を弱体化させて、結果としてコロナ以上に悪い影響が起こる可能性があるので、この点については前向きに捉えている。
まだワクチン開発が完了していていないので、終息する前提で話をするのは早計だと思うが、個人的にはコロナウイルスで起きた日常の変化は人生を一から考え直すきっかけになると思っているし、そうであるべきだと感じている。
逆に、これが終わった後に今までの生活に戻るようなことがあれば、自らの手で人生の方向性を変えることは無理なのではないか。
一番危険なのは危機を感じないこと
何が一番ヤバイかというと、これだけ経済が止まったり多くの企業がボーナスカットや収益が厳しくなっている状況を経験したにも関わらず危機感を持たないことだ。
さすがに「今回の事象が10年後にきていたら」とか「残りの社会人人生で、今働いている会社が倒産する可能性はどれくらいあるだろう」とか、未来について考えざるを得なくなるのは普通のことだと思う。
そういうことを考えた時に、どんな時代でも通用するスキルを磨いたり、休日の一部を学習する時間に充てたりことは必要だし、場合によっては副業をして稼ぐ力を身に付けることも大事だ。
そもそも自粛期間中にネットフリックスだけを観て休日を過ごしていた人は結果として何を得ただろうか?自分は無駄な時間を過ごしてしまったと感じる人はどれだけいるだろうか?
多くの人は昨年の今頃と変わらない週末を過ごすだろうし、喉元過ぎて危機が去ったら忘れてしまうけど、優良な企業はコロナ後からはかなりドラスティックに人員整理をしたり成果主義の制度を取り入れようするだろう。
そもそも企業は未だに危機的な状況から脱していない。
ということを考えた時に自分自身も変化しないと生き残っていけないということを理解することが大事だ。
ヤバくなったら手遅れ
多くの人は問題を先送りにして、どうしようもなくなったら行動しようと思うかもしれないが、どうしようもなくなった状態で新しいことをできると思うことほど楽観的な考えはない。
それは企業の盛衰を見たら一目瞭然だし、行動してから結果が出るまでにタイムラグがあることくらいは理解しておくべきだ。
そう考えるといかに来るべき未来を想定して、先行して物事に着手することが大事かということがわかる。
貴重な休日に外出したりプライベートを楽しむことは悪いことではないと思うけど(僕の場合は20代は1日も休むつもりはない)、それでも週に1時間くらいは本を読んだり、未来の自分にとって誠実な行動をとってあげたら?って感じるし、それが積み重なって大きな差になってくる。
これからマジで中間層が消えていくことになる時代に突入するので、ぜひサバイブできるように改めて今の状況を見つめ直すといいのではないだろうか。