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さいさんの地方創生 note 番外編【2024年10月・衆議院選挙】

いよいよ明日が選挙日ですね。
 
最近は多くの方々が期日前投票を済ませており、趨勢に関する情報も大分、精度をあげてきているのではないでしょうか?

今日は番外編でこの選挙に関する部分をツレヅレと書いてみたいと思います。結論だけほしい方は、比例は略さず「国民民主」がおススメできるように思います。

☆「心」を知らない与党幹部

心理学的にもっとも人(国民)から嫌われる要素の一つが言行不一致です。
岸田総理がなぜどんどんと人気を失っていったか。ここをまったく総括できていないなぁ・というのが自由民主党への率直な感想です。

「政治の信頼が何よりも大事だ。政権の初心にかえる」

と始まった岸田政権からの今。この党の初心はどこにあるのでしょう?という状況が続きました。「成長の果実をしっかりと分配することで初めて次の成長が実現します」と言い「中間層の拡大に向けて分配機能を強化し、所得倍増」といいながら、取っても配らない。いつしか「資産所得」と言い始め、ついには「増税メガネ」と国民から揶揄されるようになったわけです。

石破総理も同様で、この短期間に自らの言説に対して変更また変更を重ねています。シンプルに総裁選で「言ったことをやる」ことができていません。これでは国民からすれば、自民党そのものの病巣と判断せざるをえなくなり、保守だけではなく中道で穏健な支持層も極めて投票しづらい(総裁選で投じた一票が無駄になった)状況にあるといえます。
 
特に「バレなければいいだろう」と配ったお金が露呈したのも致命傷になりうる大失敗です。そして、この状況下でも抽象的でお願いベースの選挙展開をしている方々も多い。「約束を守らない人が票だけお願いしている」と国民に思われてしまうのはかなり致命傷になるわけで、今回の結果がお灸になるように祈るばかりです。
 
来年には参院選もありますし、この党がいかに自浄能力を発揮できるかは見守っていきたいように思います。

☆どっちに転んでも増税?という悲劇の選挙

一方で敵失を使って議席を増やしそうな野党第一党もかなりやばい空気を感じます。インフレと賃金の相関関係を無視して物価高0%と言い始めたり、相も変わらず経済音痴っぷりに磨きがかかっています。若者の負担を下げるためにおこなった高齢者の医療負担をまた1割にする公約もあり、これに困窮している4割の高齢者層が反応し、票の獲得という点ではうまくいきそうな気配です。しかし、これまた財源が全くのブラックボックスで、現役世代にとっては防衛増税プラス社会保障負担増のダブルパンチでまた手取りが減少する可能性がありそう。加えて、そもそも前の民主党政権時に同じような考え方で緊縮利上げをおこなって失業者数を爆増させた反省がどこにも語られていないのがとても怖いところ。

火中の栗を拾った前の若いリーダーに対し、安全な場所から石を投げるような幹部や年寄りが有象無象といて、このような党内ゲリラ的に立ち回ることがなぜか集団単位で許されるガバナンスのない集団であることも織り込んんでおく必要はありそうです。こちらは勝ちすぎないように祈ってます。はい。

☆今からでも真ん中を育てよう

第二次大戦を反省したドイツの教訓として、コミュニケーションの取れない端っこはいてもいいけど捨て置く・というところがあります。コミュニケーションのできる真ん中8割の合意で物事を進めていく。端っこは是々非々で、存在を否定しない。

ここはとても大事なところです。昨今の選挙では右も左も端っこがこの国にも生まれてきていますが、この国で大事にしたいのは真ん中なんです。

私たちはつい大人ぶってものわかりのよい人を演じることがあります。それは、もうやめましょう。
 
選挙という機会で「本当に?」と問うていくことがとても大切

なはずだからです。
先の都知事選はその典型にも見えましたが、公約や政策がまるで達成されておらず、政策面でもっとも批判を受けるべきだった現職にはなにもいわず、一方で現職のようなデータや資料がない他の立候補者に対しては、その政策批判を展開したマスメディア。その姿勢はまさに悪い好例と言えるのではないでしょうか。

増税しかり、政策活動費しかり。
本当に?と選挙で問いましょう。
インターネットの発達もあり、この数年は「正論」によって様々な数字が表に出てくることになりました。直近の【8月の国の一般会計税収が前年同月比で25.8%増の5兆8135億円だったと発表した。所得税は41.5%増の1兆1398億円だった。法人税も6074億円と、132億円の赤字から黒字(日経)】だけでも防衛増税いらなくね??ですし、特別会計がまたぞろいろいろ蓄えていることや上昇一途の電気代で原料値上げで仕方ないと言っていた電力会社が過去最高益を塗り替えまくってる話等もこれらの正論で明らかになってきたわけです。
 
最終的には税の簡素化まで行くとよいと思いますが、そのためにも複雑怪奇で何に使われているか、配られているかがわからないという今の状況に対し、まず正論で公に問うていく必要があると思います。
 
なので真ん中を育てる票を僕は投じますし、現与党が本来持っているはずのこの真ん中の機能を取り戻し、正常化していくような選挙になればとも思っています。

若い世代はその疑問をぶつけていきましょう。
自らの利害を代弁する人、できる政党に託しましょう。
現与党でも野党第一党でも、官僚任せに取って配るがうまくいかなかったから、今があります。
であれば、取らない(減税)政党のよるアプローチで、わたしたちの懐が潤って、使われたお金で回る経済という違う答えを見てみませんか?
 
同じ人、同じ考え方、同じやり方で結果だけがかわるなんてありえません。
その為の一票が私たちに与えられている権利です。
うまくいかなかい今なら、違う選択で変化を見てみることをお勧めします。

では!


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