スマートフォンが危険を呼ぶ
闇バイト強盗が減ってきたと思ったら外国人による殺傷事件。
*ルフィの模倣犯が何件が事件を起こしていますが、本格化した警察の動きにより一旦は減少すると予想しています。
この事件に関しては少ない情報から予測するしかありませんが、見ていきましょう。
この事件は凶器で刃物が使われました。
↓
関西空港で確保したマレーシア人の男2人を逮捕 ”強盗殺人未遂容疑”兵庫・芦屋市の路上で男性刺された事件
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5167ca7911b1617ca3cfcd2351a9b390756b056%0A
この事件に関してはわかっていることは以下の通り。
・被害者は鈍器で殴られた後に腹部を刺されて重症
・犯人たちはスマートフォンを奪い逃走
・関西空港近くで確保
なのでここまでの情報を整理すると
「Aさん(通報者)はBさん(被害者)に洗車の依頼をした。Aさん宅の外にいたBさんはマレーシア人2人に殴られ、腹部を刺された上、スマートフォンを盗まれた。AさんはBさんの叫び声を聞き、外に出ると倒れているBさんを発見して通報。関西空港で犯人たちを確保」
被害者と犯人たちとの関係性がわかっていません。
それに被害者の国籍も特別記載がないので日本人と仮定しましょう。
ここから予測できることは
・被害者とマレーシア人2人になんらかの関係性があり、こじれた結果刺され、犯人たちは目についたスマートフォンを盗んで逃げて帰国しようとした
・マレーシア人2人は被害者のスマートフォンを盗もうとしたが抵抗され逆上した。衝動的に殴った上で刺してしまい、焦って帰国しようと空港へ逃げた
このどちらかでしょう。
私は後者かなぁと思うところ。
「スマートフォンを盗むためにナイフで刺すとかあるの?」
と思うかもしれません。
では海外の事例を見てみましょう。
例えばイギリスのロンドンではスマートフォンの窃盗事件が多数発生しています。
2022年では1日平均248個のスマートフォンが盗難されていると警察に届けられたようです。
調べると犯行形態としては、
・レストランなどテーブルの上に置かれたスマートフォンを、犯罪組織に雇われた妊婦が油断させて盗む
・信号待ちでスマートフォンを使っている人をバイクや自転車で前を通る瞬間に盗む
というものが多いようです。
他にも世界中でスマートフォンを狙った強盗事件が発生しています。
2020年10月、南アフリカのプレトリアでは、スマートフォンを奪おうとした強盗が被害者を銃撃する事件が発生しました。
2020年3月にフランスのパリでは、日本人観光客がスマートフォンを狙われ、ナイフで刺される重傷事件も報告されています
また日本でも東南アジア系と思われる人物が、スマートフォンを盗もうとして殴って逃走(事後強盗)する事件も発生しています。
2024年12月16日
スマートフォンを盗もうとした男が取り押さえようとした客の顔を殴り逃走 東南アジア系の外国人の可能性【長野・千曲市】
盗まれたスマートフォンは初期化され、海外市場(西アフリカや東欧など)で高額転売されることが多いようです。
これらの被害者を銃撃したり、ナイフで刺したり、殴ったりしている事件を見ると
①スマートフォンを盗もうとする
②被害者に抵抗される
③逆上して衝動的に加害行為を行なう
という流れが見てとれます。
つまり高額で売れるものとしてスマートフォン自体が狙われているものなのです。
初期化ができて、海外に売れるルートさえあれば、高く売れるスマートフォンは誰でも簡単にできる犯罪といえます。
海外への販売ルートに関しては国籍ごとのコミュニティがあるのでいくらでも可能でしょう。
ゆえに抵抗されてたら逆ギレして刺してしまうような軽率な行動を取る層も手を出しやすいと考えています。
「歩きスマホをすると周囲に意識を向けなくなるため、犯罪者に襲われるリスクがある」
とよく言われていますが、
「無防備にスマートフォンを使う」こと自体が犯罪に巻き込まれるリスクを伴うということです。
こういう意味で、歩きスマホに限らず
・信号待ちの時にスマートフォンは使わない
・後ろポケットにスマートフォンを入れない
・歩いている時はスマートフォンをしまっておく
これを意識することで、スマートフォンを狙った犯罪のターゲットになることを防ぐことができるでしょう。
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