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5/28に開催される異種格闘技の大会である敬天愛人練武。
素手 VS 短刀
お相手はキックボクサーの方
上段突きあり、投げありルール
お相手は中国拳法家の方
人生初の公式前にドキドキしながらも、同じ大会に出場する方々と大会に向けた稽古をすることになりました。
5/27(土)で3回目ぐらいな。
流々舞(目突き、金的寸止めルール)
寝技なしのグローブをつけたスパー
寝技ありのグローブをつけたスパー
フェイスガードをつけた試合形式
という内容で中国拳法家、空手家、システマの方とひたすら戦う。
実際に戦ってみると合気道の技をかけることの難しさを改めて感じますよね。
「相手がこうやってきたらこうして・・・」みたいに考えていたらパターンは無限なので考えすぎて頭が破裂しそう。
そんな中、ふと無数ある枝葉に目を向けすぎているなと気づきました。
全てのパターンに対応しようとすれば一生かかるのではないでしょうか。
そうではなく、元の大きな幹に戻ってみる。
私が根幹に置いている概念は
『身体が自由に動く状態でいること』
そのための条件として
『身体が緩んでいる状態を認識しているか』
が大切なんじゃないかと。
これ!という形に固められた状態だと別の形になりにくいけど、柔らかい粘土みたいな状態なら好きな形に成形できる、みたいな感じ。
固められた状態、というのは自分がしている武道格闘技に最適化された身体の力み方・緩み方のバランスのことですね。
これが柔らかい粘土状態になれば相手に合わせた、または場に合わせた動きが自然と表現されるのではないかと。
色んな鋳型を増やしていく際に、この粘土状態であることは重要なのではないでしょうか。
西洋式のフットワークもできるし、
日本式の重心移動もできる。
腰の回転で突きを打てるし、
重心移動で重い突きを打てる。
腹筋を固めて攻撃に耐えることもできるし、
腹筋を緩めて攻撃を受け流すこともできる。
あとは自分がどんな鋳型が好みなのか、それ次第。
そこから枝葉に目を向けていく。
実際、打撃ってちゃんと教わったことなくてYouTube見たり、武術漫画を読んだり、技術交流で真似するぐらいなんですけど、そこそこできているみたいです。
これは粘土状態を意識し続けてきたからじゃないかな。
今回はフェイスガードやグローブをつけた試合形式の動き合わせて最適化を試みています。
試合に向けた稽古に誘っていただけたのは本当によかった。
本当に感謝しかないです。
いい縁に恵まれているなぁ。