闇バイトの次は・・・?
どんな犯罪が起こるのか、は不況以外にも関係性があるのでは?とふと思いました。
コロナ時に流行った犯罪はキャッシュカードすり替え詐欺や給付金詐欺だったようです。
給付金詐欺、たくさん検挙されてましたね。
キャッシュカードすり替え詐欺は啓発活動が進み稼ぎにくくなったこと
給付金詐欺はコロナ禍でしか儲けることができないこと
それにより今は闇バイトによる強盗に変化していったようです。
犯罪者たちはどうにかして稼ぐために手法をドンドン変えていきます。
闇バイトが流行っている背景に
「ネット(SNS)の普及」も大きく関係しています。
今はネットで求人探し、応募、面接、採用までを一貫して行うことが可能。
だからこそSNSやジモティなどの「高額報酬!ホワイト案件!」もあまり違和感を感じずに申し込んでしまいます。
最近だと闇バイトの求人が大手求人サイトに掲載されている事例もあるようです。
大手求人サイトから闇バイトを行なったとして30人弱が逮捕されたニュースを見た時は驚きました。
↓記事
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230315-OYT1T50410/
現状の闇バイトは「ラクに大きく稼ぎたい層」「借金がありお金が緊急で必要な層」を実行役(捨て駒)として使っています。
これに対して警察はSNSの運営会社や求人サイトに怪しい求人があれば削除するように依頼して取締りを強化しています。
ではこのSNS経由の闇バイトがやりにくくなったら、次はどのような犯罪に変化していくのでしょうか。
犯罪者たちはどんな手法に切り替えていくのでしょうか。
ここでスウェーデンのある記事が参考になります。
スウェーデンでは15歳未満の子どもを殺し屋として勧誘し、犯罪行為を行わせることが社会問題になっています。
15歳未満だと刑事責任が問われないからです。
この記事を見ると19歳の青年が11歳の子どもに指示を出していたようで、犯行前に逮捕されています。
↓記事
https://www.afpbb.com/articles/-/3551637?pno=1&pid=doc-36NE8ZM_1_2197746_preview
大人たちが闇バイトに申し込まなくなったのなら、騙しやすい子どもを使う、という流れになるのはありえる話です。
今の日本でもSNSで子どもと仲良くなって警戒心をなくさせて呼び出し、わいせつ行為を行なう事件や、
オンラインゲームで知り合った人に会おうと言われてそのまま拉致監禁されそうになった事件(https://president.jp/articles/-/43436?page=1)もありました。
子どもの悩みに寄り添い、警戒心を解いて弱みを握り、犯行に及ぶ事件はすでに日本でも起きています。
日本だと子どもを実行役で使うのならば強盗はなくても、受け子のような運ぶだけの仕事をやらせるのではないでしょうか。
SNSやオンラインゲームのようなネットの人間関係は親からしたらとても分かりにくい世界です。
私はネットにおける子どもは、サバンナに単独で放置されている子鹿のようなものだと思っています。
リアルの世界なら近くに親がいたり、友人がいたり、ご近所さんがいたりと意外と大人の目があります。
しかしネットの世界ではそのようなリアルの大人たちの見守る目が一気になくなります。
だからより子どもはネットではむき出しの悪意に晒されやすい。
お子さんがいる親御さんはフィルター設定はしておくことをお勧めします。
以下は私が以前まとめたSNSで子どもを狙った犯罪者の手口と対策についてです。
↓
https://spiffy-cotija-c44.notion.site/SNS-516cc44a8ca34b1fa2f518551ecaa1ad?pvs=4