つながっている社会で起こること。私たちはどんな対応が必要なのだろう?
昨日マクドナルドでシステム障害が起こっていたらしい。
(関係ないけど、最近マクドナルド関係のブログを多く書いていたから、マクドナルドが食べたくなってきた。今日のお昼はマックにしようかな…)
現金支払いのみしかできなかったり、モバイルオーダーが対応しなくなったりしたそうだ。モバイルオーダーとか便利になっただけに、使えないと面倒と感じてしまいそうだなあ。
最近のマクドナルドは昔に比べて本当に便利になった。モバイルオーダーで事前に注文しておけるし、支払いも先にペイペイとかで済ませることができるし。スムーズだよね。
しかし、今回のようなシステム障害が起こると、1店舗の話ではなく、全体が影響を受けてしまう。システムでつながっているからね。
世の中はつながりでできている。お釈迦さまも縁で世の中できていると言っていたし(今は関係ないか)。
このつながりが今は昔と比べて広くなっているように思う。昔はせいぜい自分の周りの人だけとつながっていたのが、SNSを通じて全世界の人とつながることができる時代だ。
マクドナルドのシステムもつながりが広くなったものの一つだろう。モバイルオーダーとか、ここまで全店舗がつながったシステムなんて昔はなかった。
昔はせいぜいレジで、各店舗ごとだっただろう。それだと何かレジのトラブルが起こっても影響を受けるのはそのお店だけ。
だけど、今はモバイルオーダーのようなシステムや、つながっているレジシステムに異常があると、全体が影響を受けてしまう。
そんな全体が影響を受ける時、システムは障害が起こるとボトルネックになるだろう。このつながりが広い世界では。
そんな時はどう対応する?マクドナルドさんは現金支払いのみにすることで対応することができた。それは現金支払いの余地が残っていたからだ。
いわばこの現金支払いの余地がバッファ(余裕)になって対応できたということだろう。
そう、このつながりが広い世界では「余裕」が必要だと思う。現金支払いの余地も余裕。システムを即復旧できる体制を維持するのも余裕。しばらくお店を閉めても影響がない貯えも余裕と言える。どんな余裕を持つかはお店、会社次第だ。
システムはややもすると効率性に走り過ぎて、この余裕をことごとく削り落とすかもしれない。でも、何らかの形で余裕がないと障害が起きた時に立ち行かない。
つながりが広い世界では、常に余裕を持つようにしようね!
個人では?SNSの世界では??
う~ん、「心の余裕」を持つことかな。
最後まで読んでくれてありがとう!!
vol.2141
意思決定インストラクター
FSAコンサルティング株式会社 代表取締役 谷川俊太郎
まずは経理情報を経営の羅針盤情報に
そして経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
・MG(マネジメントゲーム)
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この3つのシンプル経営理論を駆使し企業改革の後押しを行う「意思決定インストラクター」として福井で企業をお手伝い中!
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