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餃子の町宇都宮!そのイメージを作るには?守るには?「ブランド」を考えよう!
宇都宮餃子って有名だよね。餃子と言えば?と聞くと「宇都宮!」と答える人も多いのではないかと思う。
かくいう私も「餃子と言えば?」と聞かれたら「宇都宮!」と答えるだろう。しかし、餃子の年間消費量でいったら、宇都宮は最近下がり傾向らしい。
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2022年は2位(1位宮崎市)で、2023年は3位(1位浜松市、2位宮崎市)だったそうだ。「餃子の!」というイメージがあるが、最近は順位を下げているのだね。
だけど、記事にもあるように、
「餃子の町」
というイメージは揺るぎないだろう。私もそうだし、多くの人もそう思っている。
宇都宮市はかつてこのランキングの向上に力を入れていたらしい。15年連続1位だったという時もあったとか。
その時に宇都宮は餃子の町というイメージをしっかり固めたから今があるのだろう。
ただ1位をとるだけではなく、そのイメージを守り、利用して、今では「餃子祭りでは20万人の来場がある」という餃子の町のイメージを盤石なものにしている。
思うが、最初にブランドを作るときにはこのようなランキングで1位という分かりやすい指標が必要なのだろう。
ランキングの2位ではダメだ。1位が他にいるとなると餃子の町というイメージも定着しづらい。
しかし、1位という分かりやすい指標があれば、「餃子の町」とイメージをつけやすい。そのイメージを次につなげていければ、「餃子の町」というイメージを定着させることができるだろう。
記事の中にも宮崎市や浜松市とは敵対しないと書いていたが、これも大事だ。排除しようとしても排除できるものでもないし、逆に排除に躍起になると「餃子の町」のイメージが悪化していく。
敵対せずに一緒に盛り上げましょう!と言っている今の姿が正しい姿だと思う。餃子が盛り上がれば必然宇都宮市にくる人も増えるだろうしね。パイを大きくする活動とでも言えばいいだろうか。
ブランドを作り、そのイメージを守り、たのブランドと敵対しない。このやり方は経営でも役に立ちそうだ。
ブランドはお客様の中のイメージ。それを作るには最初に定着させたいイメージを徹底してやり続ける必要がある。それを守り、他のブランドと一緒に盛り上がる。
そんな「ブランド」を考えた経営、是非してきましょう!
最後まで読んでくれてありがとう!!
vol.2106
意思決定インストラクター
FSAコンサルティング株式会社 代表取締役 谷川俊太郎
まずは経理情報を経営の羅針盤情報に
そして経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
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