月刊「致知」 2024年9月号感想文
日本の心を照らします🌤
鉄舟です。
最近、大変ご無沙汰しております。
致知若獅子の会に、しばらく行かなかった期間がありましたが、今年9月から再び継続的に参加しており、その月の致知の感想文を書いております。
致知とは、人間学を学ぶ月刊誌で、WBCで優勝に導いた栗山監督、テニスの松岡修造氏などテレビにも出ている著名人や、茶道裏千家の千玄室氏などのあらゆる業界で第一人者といえるような方々も記事に出ています。
過去の偉人たちの記事も多くあり、そういった偉人や現在を生きる一流の方々の人生を知れる、大変学びの多い月刊誌です。
https://www.chichi.co.jp/
この月刊誌「致知」の、20~35歳までの読者で「若獅子の会」という読書会が毎月開催されています。
「若獅子の会」に参加する際、その月の致知の記事を読んだ感想を最大1000文字で書き、グループに分かれて発表してよい点フィードバックし合う「木鶏会」というワークを行います。
その木鶏会のために感想文を毎月書くようにしており、感想文を書くことで致知からの学びをより自分の心に刻むことができます。
感想文を通して学びをシェアすることもできますので、その感想文をnoteにもアップしています。
ではここから、感想文のシェアになります。
今回は、2024年9月号の感想文です。
記事「はなちゃんのみそ汁〜父は娘をこう育てた〜」を読んで
本記事を読み、感動した。最も感動した言葉は、腎臓に持病を抱えながらも仕事、家事、子育てをしていた父の、「僕はこの大変な子育てをもう一回やれと言われたら、もしかしたら喜んでやるかもしれません」だった。親の、無条件の愛というところに感動した。
私の心が動いた「無条件の愛」を具体的に表現すると、娘という存在そのものに対する愛、その人がどんな状態でも、見放さなず、幸せを祈り続ける心、となる。
私は、6月末で前の仕事を辞め、今はアルバイトしながら自分のやりたいことに向けて、少しずつだが準備を進めている。
準備の中に、心の準備もある。心の状態が上向いたと思っても、日常を過ごしていくうちに自信のない状態を選択する自分に戻る。そんな自分を変えていくために、自分の心の動きに注目し、ネガティブな思い込みの種に向き合おうとしている。今現在、同年代に対して、できない、弱い自分を隠し、よく見られたいと思う自分に向き合っている。
私は、社会に出て、合計2つの会社で正社員として働いたが、どちらも1年しか続かなかった。現時点で、何も専門性も磨いていない自分が、目の前の仕事で自分を磨いているような人たちの集まりに参加していいのか?という疑問、いや、もはや恐怖を、若獅子の会に参加するたびに抱く。
そんな氣持ちがあるからか、無条件の愛を向けてくれる存在、どんな状態、境遇でも、幸せを祈り続けてくれる、可能性を信じ続けてくれる存在を、私は欲していたのかと、感想文を書きながら感じた。
同時に、その願望を叶えてあげられるのは、自分しかいないとも思った。
無条件の愛を自分に注ぐ、無条件に自分を信じる、まずは鏡の自分に向かってやっていこうと思う。
また、恐怖の理由を探ったとき、高校時代の部活にも思い至った。ソフトテニス部で最上級生になったとき、私は同期の中で一番弱く、チームの足を引っ張り続けた。
惨めだった。その時代の感情に蓋をして、あまり惨めな氣持ちを感じないようにしていたことに氣づいた。感情は、蓋をすると残り続ける。感じ切ることで、当時の思いを消化して前を向ける。当時の自分の感情との対話もやっていく。
私の志は、人間社会と自然の調和を取り戻すこと。その一歩目として、畑を借りて、自然農で農家として食っていけるようにする。その準備を、焦らずに確実にしていく。