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読書メモ:人間性心理学入門 まとめ

日本の心を照らします☀
鉄舟です

人間性心理学入門について、マイペースにゆっくりと読み続けてきました。

マズローからジェンドリンまで、合計7人の心理学者が紹介されていました。

マズローは別の本の読書メモとして記事を書きましたが、他の方々は一人ずつ、人間性心理学入門の読書メモとして書いてきました。

一つの記事でそれぞれの大切なことを見れるように、マズローを含めた、それぞれの心理学者に関して、大切と感じたことを1, 2個まとめます。

本書からの学び まとめ


マズロー  
自己実現とは、自分がなれるもの全てになろうとすること
理想の社会は、シナジーが高い社会。自他の利益が一致している社会。

フランクル 
人間は、人生から問われている。      
その問いの答えを見出すことで、逆境に負けない力が湧く。

ロロ・メイ 
人間のうちにある自然的な力 (ダイモニック) は、自分で制御できて初めて創造的な働きをする

ロジャーズ
クライアントが潜在的に持っている、自分で人間的に成長しようとする傾向に、全幅の信頼を寄せることで、状況は良くなる。

パールズ
「今、ここ」を、身体感覚を意識しながら最大限感じることで、心理的に成長する方へ向かえる。

バーン
交流分析は、一人の人間が人生をかけて練り上げた完全に近い理論でできている。

ジェンドリン
フェルトセンスとフェルトシフト、つまり自分のモヤモヤを正確に言語化し、体感覚が変化することが、成功するセッションの要諦。

全体を通しての感想

それぞれの心理学者の思想の、ほんの表面しか触れていないにも関わらず、取れ高の大きい学びを得たと感じました。

自己実現欲求の理解が深まることで、人間そのものを善の存在であることを信じることができました。

自己実現欲求を表出するために何が必要か、どんな働きかけをすればいいのか、そのヒントを得ることができました。

まずは自分自身に対して、そして次に目の前の人に対して、ここで得たヒントを軸に接していき、マズローの言うハイシナジーな社会に向かっていきたいと思いました。

ただ、人間性心理学入門の著者は、自己実現に向かうことは、それなりの苦しさ、リスクを伴うことを指摘しています。

自己実現は、娯楽ではない、ということです。

その点も把握した上で、自己実現に向かえる人が増えればいいなと、感じることができました。


自分の価値観が更新されるような、そんな良書に出会えたと心から思えた本です。

kindle unlimited で読めますので、自分を良くしたいと思いのある方はぜひ読んでみてください!

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