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月刊「致知」2024年10月号感想文

最近、大変ご無沙汰しております。致知若獅子の会に、しばらく行かなかった期間がありましたが、今年9月から再び継続的に参加しており、その月の致知の感想文を書いております。

致知とは、人間学を学ぶ月刊誌で、WBCで優勝に導いた栗山監督、テニスの松岡修造氏などテレビにも出ている著名人や、茶道裏千家の千玄室氏などのあらゆる業界で第一人者といえるような方々も記事に出ています。

過去の偉人たちの記事も多くあり、そういった偉人や現在を生きる一流の方々の人生を知れる、大変学びの多い月刊誌です。

この月刊誌「致知」の、20~35歳までの読者で「若獅子の会」という読書会が毎月開催されています。

「若獅子の会」に参加する際、その月の致知の記事を読んだ感想を最大1000文字で書き、グループに分かれて発表してよい点フィードバックし合う「木鶏会」というワークを行います。

その木鶏会のために感想文を毎月書くようにしており、感想文を書くことで致知からの学びをより自分の心に刻むことができます。

感想文を通して学びをシェアすることもできますので、その感想文をnoteにもアップしています。

ではここから、感想文のシェアになります。


記事「この世から僕の仕事がなくなる日を目指して」を読んで

本記事を読み、自閉症やADHDの診断に関わらず、あらゆる行動は変容できるという言葉が強く響き、奥田健次氏の著書を2冊、思わず衝動買いしてしまった。

元々の動機は自分の悪い習慣を改めるヒントを得ることだった。社会に出て、仕事などで躓いたことがきっかけで心療内科に行き、自閉スペクトラム症とADHDという2つの発達障害の診断を受けた。

いつのまにか、発達障害の診断を受けたことを理由に、自力で習慣を改めることは、少なくとも人よりは困難なのではないか、と考えるようになった。しかし、そのような診断に関わらず、行動変容は可能という言葉に希望を持った。

奥田氏の著書を読み進めるにつれ、本来の動機とは違って、奥田氏の在り方に心惹かれるようになった。

行動分析学では、その人にとって好ましいこと、嫌なことをうまく利用し、望ましくない行動を少なく、望ましい行動が多くなるように導くことがポイントだと解釈した。悪い見方をすれば、餌を上手に駆使して、その人の行動を誘導するように捉えられるので、非難する人もいるのだろうと思った。しかし、これは毒を以て毒を制する手法とも解釈できる。非難を浴びようが、親も子供も幸せに生きていける結果に導いている、嫌われてなんぼの精神で貫いている姿に、憧れに近いものを感じた。

本記事で、奥田氏は、相手が誰であろうと正しいと思ったことを恐れずに伝えてきたとある。人の顔色、特に目上と感じる人の顔色を伺いすぎる自分には耳が痛い言葉でありつつも、自分には困難と感じるからこそ、尊敬する姿勢である。

なぜ、自分がこんなにも顔色を伺うのか、を考えると、人と関わる上での判断基準が曖昧だからと感じた。そもそも言葉が出てこないことも多々あったり、人への関心が足りていなかったりも多いが。。。人の顔色を見て、何が失礼で何が良い関わりだったのかを探っていたんだと、この文章を書きながら思った。人と関わる上で気がかりになっている項目をリストアップし、それぞれの項目に対する判断基準を、腑に落ちるように作っていこうと思う。

わたしは、自然栽培や有機農法を来年3月から本格的に学ぶ。それまでに奈良県明日香村に移住し、農家として独立を目指すが、独立するまでの仕事を見つける必要がある。人間社会と自然の調和を取り戻すという志に本格的に向かっていく段階が見えてきて、ワクワクすると同時に、準備を丁寧に確実にしていこうと思う。





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